読んだ本を雑多に紹介してみる〜ITエンジニア編〜

さて、需要あったかわかりませんが、これまで、社会・生活編ビジネス編と私が読んだおすすめ本を紹介してきましたが、その締めくくりはITエンジニア編です。プロフィールの通り私はITエンジニアを職としているのでこの分野の本もそれなりに読んだりします。色々読んだ中でも特におすすめだった2冊を紹介します。

絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク 新装版

最近新装版が出たようですが、私が読んだのはこの前の方です。私のエンジニアとしてのスキルを底上げしてくれた非常にお世話になった本です。システムが、サーバで動くときにOS、ストレージ、ネットワークはどう動くか?という観点で解説をしています。特にWebシステムで色々とトラブルのもとになりやすいDBMSを中心に解説しています。タイトルの通り、説明のために絵が豊富に使われていて、経験の浅いエンジニアならすんなり頭に入ってきます。

タイトル的にインフラエンジニアのイメージですが、アプリの動きのこともたくさん触れており、分野問わず全ITエンジニア向けです。プロセス、IOといったとっつきにくい内容も、この本にかかればすんなり理解できます。

アプリがしっかり動くインフラを構築したいインフラエンジニア、パフォーマンスのいいアプリを開発したいアプリエンジニアにおすすめです!

プロを目指す人のためのRuby入門

タイトル通り、Rubyの本です。入門と書いていますが、開発現場のノウハウも散りばめられていて、結構細かいところまで書いています。プログラミング全く未経験でこの本から入るのは結構きついかもしれませんので、そういう方は別の本でプログラミングとは?というところを抑えた上で本書を読むことを進めます。この本の特徴としては、例題でテストコードをしっかり書いていることです。私は恥ずかしながらこの本でテストコードを本格的に学びました。

著者はRuby界隈で非常に有名な方で、ブログやツイッターで情報発信を積極的に行っています。そのため、著者のメディアを見るだけでも、結構勉強になります。また、著者によるサポートもしっかりしており、Rubyのバージョンが上がるたびに、バージョンアップが本の内容に与える影響を解説してくれます。IT系技術書でこんなに親切な本は私の知る限り非常に珍しいです。

さて、駆け足で解説してきましたが、私が読んできたおすすめ本紹介シリーズは一旦これで最後とします。どれくらいの人が読んでいるのかわかりませんが、お付き合い頂きありがとうございました。

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