インドの川に向かってく6日目①
どーも、pmanです、どもども。
前回までは↓から。
バラナシ最後の朝です。空は曇天。今日は朝日が見れないです。
今日は午後にはニューデリーに向けて出発です。今朝はスパイシーバイツというカフェ?っぽいところで朝ごはん。インドで肉系はお腹壊すこともあるから辞めといた方がいい。と言われてきましたが、今日は食べちゃうよ。チキンカレーとチャパティ。
美味い美味い。
今日でバラナシ最後かぁ。なんかしたいなぁ。相変わらず街をウロウロ。
この細い路地の雑多な感じもお別れですな。ちょっと名残惜しい…。とか感慨にふけっていると。
「バクシーシバクシーシ。」
女性の物乞いさんです。その腕の中には赤ん坊が抱き抱えられております。うわー。私も日本に帰れば産まれたての娘がおるんですよ。
物乞いに施すことに対していろんな意見があることは百も承知です。自分も今回の旅にルールを決めました。それでも、それでもなお、言葉にできない感情ってのがあるものです。
よし。今回はこの女性にではなく、その腕の赤ん坊に施すのだ。と言い聞かせて、小銭を出しました。
しかし、不思議なことにその女性のバクシーシ(物乞い)は首を横にふりました。あれ?なんで?
女性は先程までの弱々しい感じから一転、しっかりとした足取りで歩き出しました。指でチョイチョイってしてきます。どうやら「私に着いておいで。」と言ってるみたいです。
うーむ。
着いた先は結構立派な薬局。女性は粉ミルクの箱を差し出してきます。どうやら「施すならこれ買ってくれや。」って言ってるっぽいです。
ま、まあ、ね。赤ちゃんのためだからね。え?結構するねー。高いね。えっ?もう一箱?ダメダメ。これだけよ、これだけ。だーかーら、一箱だけ、ワンよ、ワン。そう、オンリー。よ。
ほんとにもう。
…インドの強さとしたたかさを見せつけられ、思わず笑ってしまいました。続く。