股関節を動かすと認知機能が高まる!?
歩く速度は歩幅と歩調で決まってくる。
このうち、「歩幅」が脳の認知機能に関係していることがわかってきました。
歩幅が65cm以上と
広い人の認知機能低下リスクを
1とした場合、
歩幅が狭い人は
3.39倍にリスクが高まるという。
歩幅は脳の多くの部分を使って調整
股関節が固まりがちで歩くスピードが遅くなったと感じている人はご用心。歩幅が狭い人は広い人に比べて認知機能が衰えやすいという衝撃のエビデンスがあるとのこと。
歩く速度は歩幅と歩調で決まってきます。
歩幅は一歩の広さで、
歩調はリズムのようなもの。
男女のカップルが一緒に歩いているとき、歩幅の大きな男性にスピードを合わせるため女性は歩調を上げています。
歩幅×歩調=歩行速度
という関係ということ。
この歩くスピードを決めるふたつの要素のうち、
認知機能に関係しているのは歩幅の方だとのこと。
その理由は歩幅が脳の多くの部分を使って調節されている。
歩調に関与しているのはおそらく小脳。
一方、
歩幅の調節部位は認知機能に関係する脳の部分とオーバーラップしていることが少しずつ分かってきています。
運動野のある頭頂葉、注意や判断を司る前頭葉などが使われていると考えられています。
大脳皮質の主な部位別機能。
歩幅の調節には空間認識を司る頭頂葉、また理性や注意を司る前頭葉が密接に関わっていると考えられています。
脳の血流量が落ちて前頭葉の機能が低下すると歩行速度にも影響があります。
フラットなコンクリートの道では大きな歩幅で歩けるが、凸凹の未舗装の道では転ばないよう歩幅は小さくなりますよね。
後ろから人に抜かされたら悔しいので自然と歩幅は広くなり、
お年寄りや小さな子どもが前を歩いていたら驚かさないよう歩幅は狭まる。
このようにさまざまな環境に合わせて歩幅はコントロールされています。
歩幅が狭くなっていることに人はなかなか気づきにくいです。
また、歩幅が安定しているかどうかを自覚することは難しいです。
歩幅が不安定になり、
狭い歩幅が多くなった後に、
脳機能の低下が見られるケースが非常に多いです。
4年間の追跡調査によると、
歩幅が65cm以上と広い人の認知機能低下リスクを1とした場合、
歩幅が狭い人は3.39倍にリスクが高まることが分かっているとのこと。
この数値は血液検査など他の多くの指標よりも認知機能との関連が深い数値だといわれています。
被験者を歩幅の広い順に3グループに分け4年間経過を観察したところ、
歩幅の狭い人(男性62cm以下、女性59cm以下)は広い人(男女ともに65cm以上)より認知機能低下のリスクが3.39倍高かったとの内容に。
更なる調査にて
どんな人でも加齢で歩幅は狭くなっていきます。
歩幅が広いという目安は65cm以上で、
65歳以降の高齢期にこの歩幅を維持していれば認知症のリスクが最も低くなることが分かっているとのこと。
加齢によって差し引かれる分を考慮すると、40代男性の目標の歩幅は80cm程度。
歩幅が狭ければ認知機能は低下することは分かったが、
歩幅を広げれば認知機能はアップするのでしょうか?
動作パフォーマンスを上げれば認知機能が高まるかというと、
それはまた別問題。
けれど歩幅を広げることに意味がないとも言い切れないとのこと。
とある番組が実際に効果を検証。
被験者に65cmの歩幅を体得してもらい、1か月生活してもらうという内容。
すると、約1か月の介入だったが認知機能テストの成績が上がっていたとの事。
漫然と歩いているときに使われなかった筋肉を意識的に使うことで、
脳内で新たな神経回路が構築されたり、
脳の血流が向上したと考えられます。
驚きの結果ですが、
将来的には歩幅を広げることが認知症治療に役立つ可能性はありそうです。
歩幅は爪先から爪先、
または踵から踵の幅。
横断歩道を歩けば分かります。
白線部分の幅は約45cm、
足のサイズを25cmとすると白線を踏まないで跨ぎ越せば一歩の歩幅は70cmに。
踏み出しと着地を5cmずつ広げ、
白線を余裕で跨ぎ越せば80cmとなります。
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