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やれる事は山ほどあった事に気づいた話

こんにちは。

モリモリモリアゲアドバイザーエンドライン株式会社山本です。

ウィズコロナの生活も随分慣れてきました。かれこれ数か月ですね。

noteは週1回程度書いていこうと思います。なぜか個人ブログとは違うテイストで書けるのは何故でしょうか?その理由はまたいずれ。


さて今日は「やれる事は山ほどあった事に気づいた話」を書いてみました。


◆経営は一寸先は闇と光

弊社決算は1月末です。つまり今期は2月から期が始まりました。

3か月の成績を記載すると、、、

2月 創業以来過去最高の売上・粗利益・営業利益(よっしゃ!)
3月 目標未達だけど利益は確保。悪くない。(コロナにしては悪くないかも・・)
4月 目標から5割減!(やばい!)

とまるでジェットコースターの様な3か月を過ごしています(笑)


2月の大黒字と3月の利益確保で、1Qは黒字で終われそうですが、5月は??という感じですね。


なんだかんだで4月はどこか心にスキがありました。


前述の通り2月過去最高益、3月もそこそこ売上あったので4月も大丈夫だろうと。

ところがどっこい!

この状況なので、いろいろ自分と向き合うことが出来ました

◆やれる事は山ほどある

うちの事業は「のぼり旗・幕」をメインとして事業を行っています。


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そこそこニーズのある商品で、マーケット(約2,000億円)は今後拡大しないけど、無くなりもしない、更に技術革新も遅いという特徴があります。


お店の販促や不動産の横断幕、またリアルなイベントがメインで、「プロスポーツ」「合説ブース装飾」なども手掛けてます。



正直、そこそこやればそこそこ売上が立つマーケットでした(過去形)


しかしこのコロナで崩壊しつつあるので、急いで別事業又は別の販売方法を模索しています。

売上が急下降する時は、思考停止になりがちですが、「世の中からのぼりや幕が0になるわけではない」と言い聞かせ比較的冷静に考える事が出来ました。


◆事業領域をどうするか?

今まで敢えて自社の定義を「のぼり・幕・バナー販売」と定義してきました。理由は簡単で、「商品が少ない方が、効率的に販売できる」からです。


またこの事業は安定的で、投資をしなくても済むのでキャッシュフローが悪くなりません。


反面、「商品で括りすぎると広がりがないな」とも思ってました。


弊社のクレドにも記載していますが、のぼり・幕・バナーの本質は「その商品を使う事で目立って売上が上がる事」です。


モノを販売しているわけではありません。

なので、ブランディングとして「お店や街に人あつめて盛り上げる」モリアゲアドバイザーとしました。(これはコロナ前から実行しました)


モリアゲアドバイザー括りで考えると、別にのぼりだけが商品ではなくなります。

例えば、インターネットを通じて人をあつめ盛り上げる事もモリアゲアドバイザーの仕事になります。

神の思し召しと思い、コロナ期にビジネスモデルを進化させる事に決めました。

◆4つのマトリックスに基づいて考えた

みなさんはアンゾフのマトリックスってご存知でしょうか?

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※出典 グロービス知見録より

詳しくは下記リンクを見ていただければわかるのですが、私は経営戦略に迷ったらこのマトリックスに立ち返り、事業整理をします。


コロナ不況で一番怖いのは「キャッシュアウト」です。

とにかく、現金を流出させない、現金を稼ぐ事。

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なので、一番最初に手を付けるべきは「第一象限の既存市場に既存商品を販売する」事です。

何の投資もいらずに、キャッシュを稼ぐ事が出来ます。


弊社の場合、既存のお客様に今まで購買して頂けなかった、商品をクロスセルする事です。

これは比較的簡単なので直ぐに指示しました。「社員発案の企画・実行」をで、企画~実行は全て7日でリリースする。外れてもいいので企画→発売をガンガン回せ!と。

ここは、0→1では無いので社員に任せ、副社長管轄にしました。

ここは今月・来月の「キャッシュを稼ぐ!」が目標です。




次に「第二象限の既存市場に新規商品を販売する」を考えました。

今いるお客様に何か新しいものを販売できないかな??・・・と考えてみました。

「新しいもの」という定義は会社それぞれだと思いますが、私は「当社が今まで販売していない物」と定義しています。

すると、いろいろ出てきますね。びっくりです。

「マスク」も出来る、「LP制作」も出来る、「WEBカタログデザイン」も出来る。今後は「お手軽動画制作」もやっていこうと思います。

業務フローが複雑化しないように、増やしてはカット、増やしてはカットをやっていきます。

ここは社長と副社長管轄+社員ですね。3か月~6か月後のキャッシュを稼ぐ施策です。



3つ目は「第三象限の新規市場に既存商品を販売する」です。

弊社は大手・中堅法人をターゲットとしています。メインのお客様は年商3000億円の企業様。ボリュームゾーンは年商50億円~300億円の企業様が一番多いです。


今回考えたのは、リスクヘッジの為にターゲットを2層構造にしようと思いました。


零細・個人企業向けにメディアECを構築し、販売していきます。

これは私の悲願であり、ずっとやろうと思っていた事業です。(自分の欲望が先走っているので冷静にやろうと思っています)


しかし、ぬるま湯につかっていたせいで、先送りばかりしてました。


これも年内にローンチしたい事業であります。


ここは社長である私ががっつり指揮します。後悔無い様に。

1年後~アフターコロナのキャッシュを稼ぐ施策です。

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最後の「第四象限の新規市場に新規商品を販売する」ですが、ここは絶対してはいけない領域だと思います。(特にコロナ期は)


なぜなら、ノウハウがない状態で参入して勝つ確率が相当低いと思われるからです。



事業に一発逆転はない!と思ってます。


◆まとめ

ウィズコロナになり、事業は痛手を食うと思いますが、個人的には気づきが多いです。


また、生き抜こうとする遺伝子がスイッチオン!になり、研ぎ澄まされているなと感じます。


社内で誰よりも一番変化し、未来を創っていきます。


まずは「エンドライン2020withコロナ」を乗り切り、「2021アフターコロナ」でブレイクします。

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社員は変化に対応するのは大変でしょうが、新たな仕事も増えるのでスキルが付き、楽しくなるのだろうなと思っています。



また、彼らが素直に一生懸命、そして明るく仕事してくれるのが、私の下支えにもなっています。



小さいけれども組織があって良かった!と心から思えます。



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