木村将之

コントラバス、エレキベース奏者。2児の父。スタジオミュージシャン、ミュージカル、ライブ…

木村将之

コントラバス、エレキベース奏者。2児の父。スタジオミュージシャン、ミュージカル、ライブハウスなどで演奏中。

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  • コントラバスソロ徒然 -CLASSICALSIDE

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    誰得連載。ミュージカルでベースを弾いてきた私の、完全主観によるベータベース。再演などあればトラ探しの参考にしたい(私が)。

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    【CD】CLASSICAL SIDE -New Works for Double Bass

    2024年1月9日発売のアルバム。 「クラシックのコントラバス の新しいレパートリーを作りたい」 ということで、全曲委嘱新作の小品集。 作曲家は冬野ユミ、光田健一、松下倫士、伊賀拓郎。 全8曲入り。税込2500円。
    2,500円
    洋梨レコード
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    【CD】suono reale / Weeping Cherry

    クラシック、ジャズ等様々なシーンで活動するベーシスト、木村将之のリーダーアルバム。他のメンバーもラテン、タンゴ、現代音楽など、ジャンルを超えて活躍するハイブリッドなミュージシャンばかり。同世代で最も信頼するメンバーと作り上げた、色彩豊かなアコースティック・フュージョン。 suono reale 『Weeping Cherry』 2013年3月6日発売 YNSR-001 発売元 洋梨レコード 収録曲 1. Adiantum 2. Bis Gleich 3. 白い足跡 4. (Just Now A)Cha-Cha 5. Weeping Cherry 6. Far Away 7. 日向ボッサ 8. Choice - suono reale - 木村 将之(b.) 真部 裕(vn.) 伊賀 拓郎(pf.) 大柴 拓(gt.) 相川 瞳(perc.) 赤迫 翔太(ds.)
    3,000円
    洋梨レコード
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    【CD】CLASSICAL SIDE -New Works for Double Bass

    2024年1月9日発売のアルバム。 「クラシックのコントラバス の新しいレパートリーを作りたい」 ということで、全曲委嘱新作の小品集。 作曲家は冬野ユミ、光田健一、松下倫士、伊賀拓郎。 全8曲入り。税込2500円。
    2,500円
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    【CD】suono reale / Weeping Cherry

    クラシック、ジャズ等様々なシーンで活動するベーシスト、木村将之のリーダーアルバム。他のメンバーもラテン、タンゴ、現代音楽など、ジャンルを超えて活躍するハイブリッドなミュージシャンばかり。同世代で最も信頼するメンバーと作り上げた、色彩豊かなアコースティック・フュージョン。 suono reale 『Weeping Cherry』 2013年3月6日発売 YNSR-001 発売元 洋梨レコード 収録曲 1. Adiantum 2. Bis Gleich 3. 白い足跡 4. (Just Now A)Cha-Cha 5. Weeping Cherry 6. Far Away 7. 日向ボッサ 8. Choice - suono reale - 木村 将之(b.) 真部 裕(vn.) 伊賀 拓郎(pf.) 大柴 拓(gt.) 相川 瞳(perc.) 赤迫 翔太(ds.)
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    【CD】Black Bass Quintet / Contrabass espresso~quartet works~

    コントラバスアンサンブル、Black Bass Quintetの3rdアルバム。 Black Bass Quintet 『Contrabass espresso~quartet works~』 ブラックバス・クインテット コントラバス・エスプレッソ~カルテット・ワークス~ 2015年10月21日発売 SHINKO MUSIC RECORDS XQFP-1035 収録曲 01 熊蜂の飛行 02 津軽海峡・冬景色 03 DECARISIMO 04 いとしのエリー 05 inori 06 LET IT GO 07 THEME FROM JURASSIC PARK 08 はじめてのチュウ 09 東風 10 WHEN YOU WISH UPON A STAR 11 THE BELLS OF NOTRE DAME 12 WINTER DREAM Black Bass Quintet 『Contrabass espresso~quartet works~』 Recorded by 木村 将之(Contrabass) 永田 由貴(Contrabass) 髙杉 健人(Contrabass) 吉田 聖也(Contrabass) Total information Black Bass Quintet HP http://sound.jp/blackbassquintet/
    2,000円
    洋梨レコード
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【ベーシストだから気になる】誰が担当するのか問題

普段気にしてる人には「今更何を基本的なことを…」と言われるかも。気にならない人には「何が問題かわからん」と言われるかも。 ロック、ジャズ、ポップス、ミュージカル…挙げてみると殆どの音楽はベースラインを何か一つの楽器で担当します。エレキベースだったり、ウッドベースだったり、チューバだったり…同時には演奏しません。ギターの低音弦でユニゾンしたり、ピアノの左手で一緒に弾くことはありますが、「そういうアレンジのセクション」という事で、一曲通して常に二人以上で弾くことはありません。だ

    • プロとして───

      ザ・ファブル面白いですよね。 実はというかなんというか、私の妻もコントラバスを弾いてまして、主にクラシック畑、オーケストラで弾くことがほとんどなんですが、時々古楽なんかもやってます。 クラシックといっても色々あって、中でも現代音楽と古楽は全員が得意なわけではない分野です。私はクラシック界では割と現代曲をやる方でしたが(昔の話です)古楽はまるで縁がなく、もっぱら妻から伝え聞いて知っている程度です。 最近妻が熱心な活動をしており、『コントラバス、ヴィオラダガンバ奏者の櫻井さ

      • チャーリー・ヘイデン

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        • 【作曲者による】伊賀拓郎【ライナーノーツ】

          今回、3曲好きなように作って良いと委嘱を受けました。好きに、と言われましても…普段、なんとなくでも曲の方向性のオーダーを貰って楽曲を書いている身としては、「じゃあ好きにやってちょうだい」といきなりほっぽり出されると急に心細くなるものです。 さてどうしようかな。 そうですねー、例えば… この世の中には自分の好きな作曲家や曲がたくさんあります。しかし、クラシック界の大作曲家とされる彼らは既に鬼籍に入った先輩方。とても素敵な曲を残していますが、そんな彼らの曲がこれ以上増える事はあ

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        • My New EP - ELECTRIC SIDE
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        記事

          フレンチロックミュージカル『赤と黒』

          【使用楽器】 ・エレキベース(結構ピック) 全編クリックあり、エレキベースのみ。 スタンダールの小説が原作で、お話はあまり共感できない…行く先々で女を落としながら上流階級を恨む下層階級の男の話?であってる? 曲はロックというかギターミュージックなんだけど打ち込みとかも入って、今風っちゃ今風だけど、ポップスの曲を普通にやってる感じ。 オーヴァーチュアと同じ曲を最後にもう一回やる感じが個人的にアニメっぽくって、生演奏なのにカラオケっぽい造りも相まって「そうかフレンチロックミュー

          フレンチロックミュージカル『赤と黒』

          【作曲者シリーズ】私と伊賀拓郎様。

          いつもありがとう。最後の4人目は盟友・伊賀拓郎です。出会ったのは私20歳、彼19歳の時かな。光(PHOTON)というバンドを組むことになって初めて会ったのですが、それ以来20代前半あたりは二人セットでめちゃくちゃいろんなライブに参加しておりました。ジャズピアニスト時代を経て、今は主にアレンジの仕事が多い彼は、『題名のない音楽会』や、アニメ『推しの子』の劇伴の人って感じでしょうか。頼まれればなんでも書けちゃうので、今回はコントラバスのクラシック曲を依頼してしまいました。 実は

          【作曲者シリーズ】私と伊賀拓郎様。

          【作曲者シリーズ】私と光田健一様。

          このたび私の依頼を快く引き受けてくださった作曲家、三人目は光田健一さんです。最初に出会ったのは銀座のスイングだったと思うのですが、その後もチェリスト柏木広樹さん、ヴォーカリスト林部智史さんなどの現場で呼んでいただいてます。光田さんも倫士くん同様、芸大の作曲科出身ですが、クラシック以外のフィールドで活躍される一方、クラシック奏者や、アンサンブル団体、吹奏楽への曲提供もされている凄い方です。量がもの凄いのでwiki貼っときます。 光田さんと私がご一緒するのは主にポップスの現場が

          【作曲者シリーズ】私と光田健一様。

          【作曲者シリーズ】私と冬野ユミ様。

          このたび私の依頼を聞いてくださった作曲家二人目は、冬野ユミさん。遠藤響子さんのライブで出会ったのですが、NHKのドラマ『アシガール』、朝の連ドラ『スカーレット』、そして来年の大河ドラマ『光る君へ』の音楽の作曲者であります。それらの劇伴では光栄な事に私も呼んでいただき、なかなかにオイシイ曲を弾かせていただきました。 サントラ2のM6「忘却のジョー」 サントラ3のM13「指の運動」 で大フィーチャーいただいてます。 エレキベース、フレットレスベース、ウッドベースのどソロに、コン

          【作曲者シリーズ】私と冬野ユミ様。

          【作曲者シリーズ】私と松下倫士様。

          このたび私の「ソロ書いてよ」というお願いを快く聞いてくださった、四人の作曲家をご紹介。まずはアルバムでピアノも弾いてくれた松下倫士くん。芸大の同級生で、作曲科出身でありながら、今はピアニストとしても大活躍中。吹奏楽、歌曲などで沢山曲を書いているので、そちら方面でご存知の方も多いのでは。 私のコントラバスの同級生と同じ高校だったので、そんな繋がりでコントラバスの伴奏をよく頼まれており、私の大学院の卒演では、カプースチンのコントラバス協奏曲の伴奏もしてくれました。 学生時代、

          【作曲者シリーズ】私と松下倫士様。

          予約注文開始。

          CDタイトル 「CLASSICAL SIDE -New Works for Double Bass」 ですが、配信の方では 「CLASSIC SIDE -New Works for Double Bass」 になってます。 前作が「ELECTRIC SIDE」で、ELECTRICALじゃないからまぁいいか。クラシック曲やってないからCLASSICALだったんだけどね…TuneCoreも見逃した模様。。 2013年に出した「Weeping Cherry」が、ウッドベース、20

          予約注文開始。

          ソロという事。

          メロディを弾く、ソロということは、コントラバスにしては高い音域、早いパッセージにならざるを得ません。コントラバス奏者の中には、「ソロなんて興味無い」という方も大勢居ます。コントラバスを選んでる以上『伴奏』に強い興味があるわけで、それは私も同じです。クラシックにせよ、ジャズや、エレキベースの世界においても、『ベースなのに高い音、早いパッセージ』に強い嫌悪感を持つベーシストやベースファンは多いです。その考えを否定はしません。 リスナー、音楽ファンの目線として、「ベースっていうの

          ソロという事。

          レア中のレア。

          ただでさえレアなコントラバスソロの中でも更に取り上げる人が少ないレア中のレア曲の中から特に面白いものをご紹介。 Failing失敗/Tom Johnson セリフを言いながら指定されたフレーズを弾くという現代曲。やった事ないけど相当難しいと思う。日本語でやる場合は訳詞を外注してるみたい。 パgani蟹/川島素晴 川島さんも、池松宏さんとの絡みでコントラバスの曲を沢山書いてくれてる作曲家です。有名なカプリースのアレですが、めちゃくちゃ難しそう。普通に楽譜入手するのは困難か?

          レア中のレア。

          ジャジーなクラシックのコントラバスソロ曲。

          ジャズってのは基本的に音符の指定は無いことが多いので、クラシックの人はレパートリーとして取り上げづらいんだけど、ジャズっぽい要素を含んでる曲というのがある。個人的にはもっと有って良いはずだと思うんだけど… Sonata 1963 / Frank Proto 私が弾いたのは18年前。その頃はあんまりなかったけど、今調べたら世界中でみんな弾いてるね。2楽章でジャジーなピッチカートが出てくる。プロトの曲でありがちなアドリブスペースが、確かこの曲には無なかった気がするので、クラシッ

          ジャジーなクラシックのコントラバスソロ曲。

          こんな人も書いてくれてたコントラバス曲。

          人気曲からレアな曲まで、コントラバス弾きじゃないのにコントラバスに曲を書いてくれた作曲家達をご紹介。 グリエール(Reinhold Glière) ホルンコンチェルトが有名?コントラバスに4つの小品を書いてくれてる。ベーシストが書いた曲に比べて「コントラバスだから弾きやすい音列」とかは無いが、ロマンチックでもあり、派手さもあり演奏会レパートリーとして人気曲。 ヒンデミット(Paul Hindemith) ヴィオラ曲で有名なヒンデミットはコントラバスソナタも書いてくれている

          こんな人も書いてくれてたコントラバス曲。

          他の楽器に書かれた曲のアレンジ版。

          あと多いのが他の楽器に書かれた曲のコントラバス編曲版。やはりメロディ主体の楽器ではないので、他のメロディ楽器の曲っていいなぁと思う事はある。「コントラバスというのは音域が低くて、機動力が心許ない」という時代において、書けるメロディが限られてたし、一般的に有名な作曲家はコントラバスに書いてくれてないのでね。 「いやその曲はオリジナルの楽器で聴きたいだろ」という気持ちと、「コントラバスの曲よりはいい曲だろ」という気持ちの狭間で、「あぁ、意外とコントラバス版も良いもんですね」を目

          他の楽器に書かれた曲のアレンジ版。

          コントラバス奏者が書いたコントラバスの曲。

          じゃあ現状どんな曲がコントラバスソロのレパートリーなんだという事で。普通の作曲家はコントラバスの曲なんか書かないので、自身もベーシストで、曲も書いたよ。という人の曲が多い。まずはそんな中の有名どころをご紹介。 シュペルガー(Johannes Matthias Sperger) 古典派の時代でコントラバスの曲をいっぱい書いてくれた人。鍵盤以外の楽器との室内楽曲も書いてくれた稀有な人。 ドラゴネッティ(Domenico Carlo Maria Dragonetti) 「ベート

          コントラバス奏者が書いたコントラバスの曲。