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猫のすすめ

猫と暮らしている。
3年前の夏、猫と暮らしたくなり、保護猫を集めて里親を募る施設から連れてきた。他にもたくさんのかわいい猫たちがいた中からほぼ即決で連れてきた。名前は「なつ」という。我々が付けた名前ではなくてその施設で付けられた名前だ。「なっちゃん」と呼ぶと必ずかわいい声で返事をしてくれる。いい名前だ。

白黒の半長毛。黒いハチワレで顔の上半分が覆われているなっちゃんは我が家の天使だ。夏はいつもヘソ天(おなかを上に向けて寝る行為)だし、寒くなってくると夜中に枕元に来て布団に入れてくれと肩をたたいてくる。わがままで甘えん坊なのだ。

撫でるとふわふわで細くて小さい。もう4歳よりは上のはずだが、体重は4kgに満たない。後脚が少し弱い骨格で、エックス脚のような形をしているが、今はまだ元気に跳んだり走ったりしている。もっと歳をとって老猫になったら跛行になったり、歩けなくなったりするのかな。

銀杏みたいな色の瞳でいつもこっちを見てくれる。仕事から帰ったら喜んでくれる。テーブルの上にコップの水があると前脚を突っ込んで盗み飲みをしたりする。撫でてほしいときは倒れるようにおなかを出してくる。

なっちゃんのかわいさや素晴らしさを書き出したらいつまで経っても終わらないな。

幸せになりたい人は猫と一緒に暮らすといい。

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