新規事業を成功させる鍵、PMF（プロダクトマーケットフィット）とは？
今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「PMFの定義」を読みました。
●学んだこと
PMF（プロダクトマーケットフィット）という考え方は、世界有数の投資会社であるAndreessen Horowitzの創業者マーク・アンドリーセン氏のブログによって広められたそうです。
アンドリーセン氏は、さまざまな企業を見てきた中で、PMFが企業の成否を左右する要素だと指摘しており、
PMFを、顧客のニーズを満たす商品で、正しい市場（潜在的な顧客がたくさんいる市場）にいることと定義しています。
PMFがある商品は、商品が顧客に引っ張られるように売れていき、顧客が商品を使い続けてくれたり、口コミから他の顧客を連れてきてくれたりするそうです。
一方、PMFがない商品は、広告を出稿しても申し込みがなかったり、営業が必死に売り込みをかけても発注をもらうことができず、商品を使った顧客も満足しないといいます。
Weeblyの創業者デイヴィッド・ルセンコ氏は、PMFを次のようにたとえています。
PMFが見つかる前は大きな岩を押しながら山を登っている状況だが、PMFを見つけた後は山頂を越えて大きな岩が転がるのを追いかけている状況である。
●考えたこと
本書を読むのは2周目ですが、デイヴィッド・ルセンコ氏の岩のたとえ話を見て、改めてPMFは重要な考えた方だなと思いました。
なぜかというと、苦しんで岩を押しながら山を登っている時に、PMFを見つけると楽に転がっていくことを知っているかどうかで、ポジティブに挑めるかが決まる気がするからです。
また、現在自分がかかわっている自社サービスが、PMFの定義にあてはまり始めているように感じるため、本書をしっかり読んで、意識してPMFに持っていく練習をできればと思います。
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