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【武蔵野美術大学・造形構想研究科】【留学生】【意味のイノベーション】www.slimeengine.com

最近の記事

総合格闘技のように、高度複雑になったビジネスを対応しよう

武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 最終回(2021.10.11)のゲストはデザインファームTakramのディレクター/ビジネスデザイナーである佐々木康裕さんです。 佐々木康裕について佐々木さんは大学卒業後、伊藤忠商事で務め、イリノイ工科大学にデザイン大学院留学、いまTakramでディレクター/ビジネスデザイナーとして務めています。Takramは領域と専門を越境することによって、新たな価値を様々に創造して

    • 生活者の視点を価値創造の起点とする

      武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第13回(2021.10.4)のゲストは博報堂の新規事業開発部門であるミライの事業室室長の吉澤到さんです。博報堂はどうやってい未来の事業をつくるかについての著書もあり、これから読んでみたくて、興味のある方もぜひ。 そして、2019年発足した博報堂ミライの事業室は、生活者インタフェース市場の拡大の見立てのもと新事業創出に取り組むという目標と紹介されました。 異なる背景と

      • サーキュラーエコノミーへの実践がより重要

        武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第12回(2021.9.27)のゲストはfog株式会社の代表取締役、サーキュラーエコノミーの実践家大山貴子さんです。 プレゼンテーションで、大山さん自身の経歴も共有していただいて、人種差別受けて衝撃から、社会学と政治学のバックグラウンド、新聞社での務め、カフェ運営、株式会社fog設立まで様々なこと経って、すごく興味深いです。 fog.inc:自然、社会とコミュニティの

        • 気づきに気づくデザイン

          武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第11回(2021.9.20)のゲストはグラフィックデザイナーで大阪芸術大学教授の三木健さんです。今回のプレゼンテーションで3つのことに様々な感想を生じました: 1.気づきに気づくデザインの発想法 2.書籍の並びを整理してはならない 3.満足度:機能と感情との交差点 三木健さんについて 三木健さんは1982年に事務所設立して、ブランディング、アドバタイジング、パッケー

        総合格闘技のように、高度複雑になったビジネスを対応しよう

          オープンな技術でオープンな世界へ

          武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第9回(2021.9.6)のゲストはCode for Japan代表の関治之さんです。 関さんは「Let's Make our City」をテーマに、個人や組織がいかに公共分野に参加し、オープンな技術でより良い社会を作るかという話題について共有しました。 関治之さんについて 元々技術者出身の関さんは東日本大震災の時で、インターネットが使えなかったり、スマホの電源がすぐ

          オープンな技術でオープンな世界へ

          未来の医療:芸術X医療

          武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第10回(2021.9.13)のゲストは軽井沢病院の副院長、山形ビエンナーレ2020の芸術監督である稲葉俊郎さんです。 稲葉俊郎さんについて 稲葉さんは東京大学医学部に進学、医療の多様性と調和への土壌づくりのため、西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。そして、未来の医療と社会の創発のため、伝統芸能、芸術、民俗学、農業など、多様な分野との接点で

          未来の医療:芸術X医療

          遊び心から問う

          武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第8回(2021.5.31)のゲストは「問いのデザイン」という有名な著書の作者安斎勇樹さんです。 また、安斎さんは様々な新たなワークショップデザインの方法論を実践して、複雑な課題解決のプロジェクトをファシリテートしている会社「ミミクリデザイン」の CEOであり、組織の「知」を循環させているそうです。 そもそも「問い」とは?そもそもなんで「問い」を研究するかと思いつつ、

          遊び心から問う

          一発で問題が意識できない

          はじめに武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第7回(2021.5.24)のゲストは「花まる学習会」代表であり、武蔵美の客員教授でもある高濱正伸さんです。 「花まる学習会」について高濱さんは、1990年東京大学で修士課程修了後、1993年に教育の未来に対する考え方に基づいて、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立しました。 「花まる学習会」により: 花まる学習会が目指すもの 花まる学習会が目指

          一発で問題が意識できない

          熟考よりも実践

          はじめに 武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第6回(2021.5.17)のゲストは「チームラボ」のコー・ファウンダー堺大輔さんです。 今回の講演で、様々なチームラボの裏の面を知ってきて、これからのキャリアなどにとても参考になりました。 チームラボについてみんなは「チームラボ」を存知ているかもしれないので、「チームラボ」の会社文化などについて簡単に紹介させていただきます。 社員の中でディープラーニン

          熟考よりも実践

          見るだけでなく、将来を体験する

          はじめに武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第5回(2021.5.10)の講師は「ソフトデバイス」代表であり、インタラクションデザインの領域で活躍しているデザイナー八田晃さんです。 今回の講演で、取り組んできた様々なプロジェクトとプロトタイピングについての話を自分の研究にも非常に考えさせました。 「ソフトデバイス」について 八田晃さんが創立したソフトデバイスでは、これから、将来のためのデザインを実験的な

          見るだけでなく、将来を体験する

          好き、嫌、両方やる

          はじめに武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第4回(2021.5.3)の講師は美術館などの展示企画ディレクター鈴木潤子さんです。今回の講演で考えさせることは: 好きで得意なことをしてみたら、嫌なことや苦手なことがセットだった 鈴木潤子について 鈴木さんは時事通信社、森美術館、日本科学未来館で通算約20年間の勤務を経て独立して、ATELIER MUJIにてキュレーターとして様々な企画運営して、アート

          好き、嫌、両方やる

          みんなのデザイン、みんなにデザイン

          はじめに武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第3回(2021.4.26)の講師は様々な実験プロジェクトを取り組んでいるプロジェクト・マネージャー森一貴さんです。今回の講演で非常に考えさせることは: 1. 「主客融解のデザイン」 2. 世界の多数のためのデザイン 森一貴について 森一貴さんは東京大学教養学部卒業したあと、コンサルティング会社勤務を経て、「社会に自由と寛容をつくる」をコンセプトに、人々の「

          みんなのデザイン、みんなにデザイン

          妄想からイノベーションへ

          はじめに武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第2回(2021.4.19)の講師は日米で最新デザイン理論と実践の橋渡しに従事している岩渕正樹さんです。今回の講演で非常に考えさせることは: 1. 最新デザイン理論の共通点・狙い 2. 「Social Dreaming」から「夢」への思考 3. 人新世での社会イノベーション 岩渕正樹について 岩渕正樹さんは東京大学工学部から、IBM Designでの社会人

          妄想からイノベーションへ

          山のリ・デザイン

          はじめに武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第1回(2021.4.12)の講師は「Out woods」の林業アーティスト・足立成亮さんと林業建築家・陣内雄さんです。今回の講演で非常に考えさせることは: 1. 木でデザインをするかと思ったか、「山をデザインする」こと 2. 中国には、山や地方を創生する良いアプローチが未だに見えていない 3. 山をデザインするにより、都心から地方へ移住する可能性が高くなる

          山のリ・デザイン

          AI、キャリア、デザイン

          武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論 第十四回(8月17日)の講師は武蔵野美術大学デザイン情報学研究科非常勤講師であり、ユニバーサルデザイン総合研究所代表赤池学さんです。今回のプレゼンテーションから出た様々な理論とデザインにすごく共感しました。しかも一応最終回として、いろんな感想が発表したいです。 AIと人間との共生関係 赤池学さんは「創造者」、「管理者」、「作業者」という3パターンの人種がいると述べました。

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          アフターデジタルと幸福

          武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論 第十三会(8月10日)の講師は株式会社ビービット東アジア営業責任者藤井保文さんです。 藤井さんは台北と上海に勤務した経験があり、中国駐在の視点からアフターデジタル時代ですべきことをを提示して「アフターデジタル」と続編「アフターデジタル2」が出版されています。 今、多くの日本企業はデジタルテクノロジーに取り組んでいるけど、「オフラインを軸にしてオンラインを活用する」という

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