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充電器は大切 Vol.3

旦那が、火傷を負ったときの話。

数十年前にふくらはぎの裏側に大火傷を負った。

すぐに救急車を呼び近くの市立病院へ搬送してもらった。

翌朝、旦那より「携帯の充電がもうすぐなくなる!なるべく早く充電器と入院道具一式を持ってきてくれ。」

私は、携帯の充電がきれたら連絡取る術がなくなる!

これは大変と大急ぎで、旦那がいるであろう緊急外来に行き、なんとか旦那の元まで充電器と入院道具一式が入ったカバンを渡した。

応急処置をしてもらい、今後の治療方針を決めているところだったので

とりあえず、あとは病院に任せて私は娘達の幼稚園のお迎え時間なので引き上げた。

30分後…

旦那「今から火傷専門病棟がある○○の町まで救急車で運ばれてる。治療は、そっちの病院でやることになるらしい。」

「それで、今朝Pinocoが持ってきてくれた入院道具のカバンをさっきの病院に置いてきちゃったので、今からカバンを取りに病院に行ってこれから入院する○○病院まで持ってきてくれ。」

私「まさか…充電器は…カバンの中のまま…?」

旦那「充電器も置いてきた。あと1メモリしかないからなるべく早く!」

電話を切ってからの私の喪失感と怒り💢が押し寄せてきて…
しかも○○町の病院って…車で1時間はかかるんですけど‼️

旦那との連絡手段が立たれる!しかも○○町の病院ってどこにあんのよ?

携帯のメモリがあるうちになんとか病棟まで聞き出さないと…

ここから、

幼稚園から連れて帰ってきた娘2人を車に乗せ、

今朝、入院道具一式を届けた病院に行き、カバンを受け取り

ここから○○町まで1時間のドライブとは言えない形相での運転。

さて、町に着きました。病院探しで30分は町の中を動き回り

ようやく病院を見つけ病棟が20個近くある巨大な敷地の中でも迷子になり

最後には、旦那の充電は切れ看護師さんの携帯を借りて病室へ辿り着く。

ヘロヘロの私とこの2時間近くのドライブでも泣かずにチャイルドシートに座っていてくれた娘達。

再び、入院道具一式と充電器を旦那にわたす。

今朝も同じ事をしたよね。。。


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