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本の写経で文章力がアップする!? ー写経をやり終えてー

以前記事で、ステイホーム期間を利用して「完全覇道マニュアル」を丸々一冊写経するゾ!と宣言しました。くわしくは、こちらをご覧下さい。

毎日2時間ずつ、12日間…

やっと終わりました!結構つらかったー!

何が辛かったかというと、私は活字があまり得意ではないので(小説書くくせに…)、写経で脳が疲れ果ててしまいました。もう活字見たくなーい!状態になり、自分の小説を書く余力がなくなりました(^◇^;)

写経って右から左に写すだけじゃん?そんなに疲れるか?って、思うけど、疲れるよ!!!疲れるから!!!!ぜぇぜぇ、はぁはぁ。

毎日の記録を記しておきます。毎日2時間で打った文字量です。

1日目 8271文字
2日目 8125文字
3日目 8856文字
4日目 8325文字
5日目 8345文字
6日目 9305文字
7日目 9488文字
8日目 9312文字
9日目 9850文字
10日目 9142文字
11日目 9941文字
12日目 10138文字
残り35分 3035文字

合計 24 時間 35 分 112133文字

約11万字で文字打つだけで24時間半かかっていました。

私が小説を書くときは大体2時間で1000文字くらい。
私がこの本を執筆しようと思ったら、220時間(1日2時間執筆で110日)かかります。文献など下調べの時間も合わせるともっとかかります。1冊書き上げるのに、半年以上かかるんじゃないかなぁと予想。うはー。げっそり。


さて、本題。

写経をして文章力は上がったのか!?

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

う~ん、わからん!!!!

期待はずれな答えですみません(T_T)

でも、本当によく分からないんですよ。後々じわじわ効いてくるのかもしれないのですが、現段階で感動的に文章について分かったぞー!みたいな実感は全然ありません。正直に書きました。

これじゃあ、写経なんてしても意味ないじゃん!ってなってしまうので、気付いたこと、メリットだと思ったことを書いておきますね。前回記事の一日目の気付きと重なるところも多いと思いますが、もう一度整理してみます。

写経をして気付いたこと、メリット

・書き方の答え合わせ
小説を書く時の作法的なところを確認できます。今回の本では、三人称視点での書き方が勉強できました。

・語彙力がつく 
これはすごく感じました。分からない言葉、結構ありました。そもそも読めない言葉や、間違って読んでいた言葉、今までずっとこう読んでたよ!っていうビックリ発見がありました。これはPC写経ならではの気付きです。普段読んでるように入力しても変換ができないので、アレッ?となります。

・内容が頭に入りやすい
内容がよく頭に入ってくるので、物語系の他、知識系の本にも写経は適しているなと思いました。資格の勉強のときにいいかもしれません。学生のときにやってた板書って意味があったんだなあって思います。

・タイピング速度が上がる
これはめちゃめちゃ上がりましたね。今回の一番の成果はこれです。上記の毎日の記録を見てもらうと分かるのですが、1日目と12日目では2000字もの差がでています。タイピング速度をあげる練習にはもってこいです。

・校正にいい
校正する方、写経いいんじゃないですか?実際、写経しながら誤字脱字をいくつか見つけました。時間はかかりますが、正確性はあがります。


デメリットは時間がかかることと疲れることくらいなので、みなさんも一度くらいはやってみてはいかがでしょうか?


せっかくなので「完全覇道マニュアル」の内容を自分でレポートのように簡潔にまとめてみたので、明日の記事はそれをアップしようと思います。内容はマキャベリの君主論になります。興味ある方はご覧ください。




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