耳鳴りが・・・
年寄りの仲間連中から耳鳴りの話題を聞いて、フッと思ったら自分にも耳鳴りがあった。
耳鳴りの原因はストレスや寝不足らしいが、高齢者にストレスなど無いし、いつでも何処でも寝られるので、寝不足もおかしい。けっきょくはいつもの、ただの歳だから、老化だからに落ち着いてしまう。
最近、チョット和歌にも興味が湧いてきた。老化だから・・・詠めるようには成らないだろうが、和語の美しさや掛詞に憧れる。
明治に入り、正岡子規や森鴎外らによって、古今和歌集は否定され、万葉集こそ原点であると言われてきた。でも古今集の詞には憧れるけど。
そんな気持ちで、今朝は意味が解らないと真剣に解説文を読んでいたら、耳鳴りを全く感じていなかった。
沢渡の湯に浸り、裏山の沢渡神社を散策し、晩釣公園の流れをただボーッと眺めてると、耳鳴りを忘れてしまう。耳鳴りが「シンシンと降る雪」という、シンシンの役目を果たし、深い自然の静けさへと誘うようだ。
耳鳴りもまた虫の音と思えば、これはこれで趣のある贈り物かもしれない。
夕べの「クラシックTV」を思い出し、ヘッドフォンで鈴木愛理を聞いてたら、耳鳴りなど全く起きてない。
黄信号 七十五歳の 恋心
後の語句が続かない。序詞だけでは川柳になってしまう。で、6時になったので、ゴミ出しして散歩に行こう。
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