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『土佐日記』の55日を目指した

12日で、連続投稿が60日になった。
前回の挑戦では50日連続を前に、わずかな時間差で途切れてしまった。
今回は何とか55日を超えたので、これからは別の挑戦をしてみたい。

ご先祖様に戦国時代初期に「土佐守」という名前だけの役職を受け、それで気持ちが『土佐日記』に繋がった。「5」という数字が好きで、『土佐日記』は55日間の紀行文で、1日も欠かさず書き続けていた。なので、55日間の間、1日も欠かさず1,200以上2,000くらいの文字数で、1時間以内で書き上げる事を目標に書いてきた。実際には単語が思い浮かばなくて、2時間も掛けたことが多かったけど。

『土佐日記』は、紀貫之が任地の土佐国から京への、日記の形式で書かれた紀行文で、55日間を欠かさず書いている。何とか55日間の連続投稿を目指し、いつの間にか書くのが習慣化して、表示がされているのに、超えていたのも気づかなかった。これを一区切りに、今度はちゃんとした作文を目指そうと思う。

この時に書いたが、小学校の時に作文の書き方を教えてもらった。『伊豆の踊子』と『千羽鶴』を書き写したことが切っ掛けで、良い先生と出会い、素晴らしい教えを受けたと今も感謝している。

ここnoteで書くときには、ただ思い付くままに「筆の遊び」のままに書いていた。まさに稚拙なダラダラしたものだった。頭の体操として、忘れてしまった事を思い出しながら、「起承結」のしっかりした1,200~2,000文字で書く練習をしよう。

それと、本格的に古典を読んでいきたい。孫の書いた物がどうしても理解できない。60歳の年の差は、これ程大きな開きがあるのかと、少しショックでもある。

いくら本人が創作と言ってても、今まで読んだ本の影響は消すことが出来ない。ホラーだかSFだか、幾ら頑張ったとしても古典の中に同じ様なものがある。武士の政権になり、5回の政変があったとされる。それでも、少し離れた所では日本文学の流れは連綿と続いていた。

平安から鎌倉時代に変わるときにも、藤原定家は和歌の世界を伝えていた。その教えは源実朝にも及んでいる。鎌倉幕府が倒れ南北朝時代に変化してる時代にも、兼好法師の『徒然草』などの随筆であり政道論という物も書かれていた。そして明治期になってもなお、日本文学の根底には平安時代からの作品、和歌・紀行文・随筆や歌謡などの流れが切れずに続いている。

小学生の読むような小説でさえ、読んだことが無いのだが、SFやホラーや転生などは、古典の説話集にも見られる。可愛い可愛い御孫ちゃんと、書いた物について話し合えるように、古典をシッカリと読み直したい。

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