子どもといっしょにまた遊ぶ 子どもといっしょにまた学ぶ
子育てをしていて思うことがある。子育ては、【子どもを育てる】って書くけど、本当は【子どもを育てて、子どもに育ててもらう】ものではないかと思う。
以前書いた記事に子どもが生まれてから、わたしは見えにくいはずなのに、世界が違う風に見えるようになり、見えてるような錯覚を覚えるようになったことを書いた。
これは本当にわたしが感じたこと。
赤ちゃんのときは、わたしが覚えていない赤ちゃん時代を初めて知って、すごく新鮮な毎日だった。子どもが生まれるまで、赤ちゃんのお世話をしたことがなかったから、何もかも初めての出来事だった。
幼稚園に入ると、子どもといっしょにまた幼稚園というものを経験できることが嬉しく思えた。
わたしには幸せなことに、幼稚園からの友達が何人もいる。その子たちと過ごした日々のことを思い出したり、忘れていた記憶が蘇ったり。
絵本を読んで、公園で遊んで、文字を覚えて、おもちゃで遊んで…わたしもこうやって大きくなったんだなぁと息子を見ていて自分を振り返ることができる。
そして、これから小学生になる。
わたしが幼稚園年長さんだったこのころ、毎日【いちねんせいになったら】を歌っていたことを思い出す。わくわくドキドキしていた。息子もおなじようにわくわくしている。
小学生になったら、勉強も始まる。子どものころ、わたしは新しい教科書を開くのが大好きだった。
息子に勉強するように言うのではなく、わたしは息子といっしょに勉強したいと思う。
「勉強しなさい」じゃなくて「いっしょに勉強しようか」って言ってみたい。
子どものとき、せいかつ科〈理科〉で昆虫を見たり観察したり実験したりするのは、目が見えにくいから苦手だった。
社会科見学も、単眼鏡〈弱視が使う拡大するもの〉をもっていって見ていたけど、それでも完全に見ることはできなくて、大変な思い出がある。
わたしが今の子どもだったら…タブレットで拡大して見たり、拡大読書器も進化しているから、すごく勉強しやすいだろうなぁと思う。
そう考えると、やっぱり息子にお願いしたい。
「ママもいっしょに勉強させて!」
もう一度、息子が学んでいく1年生から大人になるまでの間、いっしょに勉強できたら素敵だな。いっしょに成長したいな。
「教えてあげる」じゃなくて「これママに教えて」と言って、息子に教えてもらうかもしれない。
そして、勉強だけじゃなく、息子がこれから学んでいく様々なこと、経験していくさまざまなことを、近くで見守っていけるから、
私もいっしょに子どもを育てながら、子どもに育ててもらおう。もう一度大人になるつもりで。
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