うがいトレーニング①
下の子がこの春から幼稚園ということもあり、トイレをマスターすること以外にもう一つマスターしてほしい事がある。
それが「うがい」だ。
これまた上の子っていったいどうやって出来る様になったんだろう?と思い返しているのだけれどもいまいち思い出せない。
あーこういう時、ちゃんと記録をつけておけばよかったなーって思う。
とは言ってもそんな事を言っていても始まらない。
というのも幼稚園では毎朝ちゃんと手洗いうがいをしており、もちろん最初出来ないからどうという事はなく、きっとその内出来る様になるとは思っているのだが、それでもやっぱり集団生活が始まる上でウィルスを外に排出出来るうがいはなんとしてもマスターしてほしい。
という事で、私たちは考えた。
まずは毎日の歯磨きの後に洗面所に行かせる事だ。
それがスタートの第一歩だろう。
こちらはトイレと違い抵抗なく楽しくやってくれているのだが、さっぱり上達しない。
上の子の時なぁ・・・どうしたんだったかな?と思い出してもやっぱり思い出せない。
そりゃそうだ。
きっと上の子の時もがむしゃらにやって、気が付けば子どもがマスターしていたのだろう。
そこで私が思いついたのが、上の子に先生になってもらいやり方を見てもらうという作戦だ。
6歳の娘はさすがに幼稚園で毎日やって歯磨きの後もしっかりうがいをしているので自慢じゃないがかなり上手だ。
そして、“”誰かに教えるという事が非常に好きで世話焼きなので先生としては持ってこいの存在である。
息子も娘にべったりでパパやママが呼ぶよりも娘が呼ぶ方がやっぱりすぐに来るので適任ではないかという事で早速娘に「息子ちゃんに教えたあげてほしいんだけど、いい?」
と聞くと即答で「いいよ、息子ちゃん、行こう」と手を引っ張って連れて行ってくれたではないか。
娘に頼った理由はもう一つある。
どうしても昼間はまだ余裕があるのだが、朝は出掛ける準備で慌ただしく、夜は寝る前で全て残っていることを一気にやっている大人はどうしても忙しい部分があり、なかなか下の子にばかり構っている事が出来ない。
とは言うものの、一人でやっておいて。
そんなの3歳には無理な話である。
そこで娘ちゃんに頼むことにした。
こういうところは本当に面倒見のいい子だから安心して任せられるし、息子も率先してやってくれている。
時々洗面所のどちらに立つかで揉めている時はあるが、それはまぁいいだろう(笑)
勝手にしてくれ。
そんな娘の協力もあってか成功はしていないものの、“形”にはなってきた。
口に水を含んで上を向く。
これは出来る様になった。
もちろん、口の中に水が残っていないので成功とはいえないが、一応「ぺっ」と水を吐き出す動作はしている。
後はその飲み込むか飲み込まないかなんだけど、言葉で言うのは簡単なんだけど教えられないのです。
「飲まないで」とか「飲んだらあかんで」とかいうのだけれども時すでに遅し、ならば強制的にコップを離してみても効果はなし。
というところで平行線をたどり現在暗礁に乗り上げている所です。
このように一人目が出来たから二人目が簡単に出来るという事はないようだ。
もちろん、走るとかジャンプするは二人目の方が早かったのだが、やっぱり少し見るだけでは出来ない“うがい”というものはその子にとっての一つのハードルなのだろう。
これも、トイレ同様気長に、大人だけではなく、娘も一緒になって教えていく必要があるのだろう。
子どもは遊んでいるだけにも見えるが実際はかなり忙しい。
息子はトイレ、うがい、娘は歯磨きや頭をお風呂で一人で洗う練習など、大人も手伝ってしまえば簡単だが、それでは全く習得出来ないことも多い。
そんな時は少し家事ややることのペースを落とすようにしている。
気長に行こう。
焦らなくても子どもはきっとできる。
大人が信じなくては子どもは出来ない。
だから今、うがいに苦戦中の皆さんも気長に行きましょうね。
我が家も引き続き頑張ります!!!
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