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《World Fitness》屋外ヨガクラスのプランニング―7つの重要な考慮点

 過ごしやすい季節を迎え、ヨガインストラクターやスタジオビジネスのオーナーにとって、屋外でのヨガクラスやイベントの開催を検討する時期になってきました。企業のフィットネス担当者も、プログラムの中に屋外クラスを取り入れることを計画するでしょう。
 屋外クラスの一般的な利点は、これまで屋内でのワークアウトに閉じこもっていた、参加者が、屋外で太陽の光を浴びながらプログラムで関心と興奮を高めることができるということです。さらに、季節に応じた屋外でのレッスンは、参加者が外で過ごす機会を失うことなく、ヨガのワークアウトを一貫して行うのに役立ちます。
 特別な1回限りのクラスや毎週のシリーズを成功させるために、屋外クラスを計画する際に心に留めておくべき重要な考慮事項があります。

1 アクセシビリティ

 計画段階で、場所へのアクセスのしやすさを考慮することは重要です。参加者が通い慣れている施設やスタジオと比較して、予定されている場所はどこでしょうか。
 クラスに参加するために、普段の生活から遠く離れた場所に行かなければならない場合、参加にマイナスの影響を与える可能性があります。屋外クラスが最も成功するのは、やはり普段の人口密集地から便利な場所である場合です。

2 美観

 単に屋外でヨガをするだけでは、参加者がスタジオで経験する禅のような体験ができるとは限りません。参加者は、落ち着きと平和の感覚を養う静かな環境で練習していることを感じたいので、美観は重要な要素です。近くに美しい花や木がある緑豊かな場所を探したり、公園や中庭など美観を損なわない場所に教室を設置したりするのもよいでしょう。

3 環境騒音

 公園は屋外教室に最適な場所です。しかし、人気のある緑地でクラスを開催する場合は、人ごみや交通渋滞による騒音が、クラスの雰囲気や参加者があなたの話をよく聞くことができるかどうかに影響を与える可能性があることに留意してください。
 さらに、このような雑音は、受講者の集中力や注意力を低下させる可能性があります。キューイングや説明がかき消されないように、できるだけ周囲の騒音から離れた場所で行うようにしてください。

4 地面

 クラスは芝生の上で行うのですか、それとも舗装された場所で行うのですか?この選択は、参加者の体験やクラスの流れに異なる影響を与えるので注意することが重要です。
 もし芝生を考えているのであれば、最後に雨が降った日に注意してください。屋外の芝生の上でヨガをする場合、地面がぬかるんでおらず、乾いていて固い状態であることがベストです。
 さらに、下向きの犬のポーズや手で体重を支えるポーズでは、芝生が参加者の手の下に沈むことがあるので、参加者は手首のアライメントと手の位置に特に気をつけなければなりません。
 舗装された道路でクラスを開催する場合、表面は通常よりも硬くなり、特にアームバランスやリバースを教える場合は、より危険になる可能性があることを知っておいてください。

5 クラスシークエンスと小道具

 スタジオや施設内で使用する小道具が屋外では使用できない場合があります。ブロックやボルスター、ストラップが不要なスタンディングバランスやアップライトのポーズを多く教えることを検討してください。
 さらに、クラスの強度を下げて、よりシンプルなポーズを練習することも考えてみてください。優しいヨガは、高度なクラスよりも、屋外で教えるのがずっと簡単です。
 逆に、野外クラスで小道具を使用する場合、野外の場所までの運搬やクラス後の片付けを考えてください。例えば、屋外のヨガマットや小道具は汚れる可能性があるので、クラス後の掃除は前もって計画しておきましょう。これを完全に回避する一つの方法は、屋外クラスをBYOM(「bring your own mat」)イベントにすることです。

6 水分補給と安全性

 湿度や気温が通常より高い場合、またはクラスの時間や強度が高い場合は、参加者の水分補給の必要性に注意することが重要です。
 参加者の中には水を忘れてしまう人もいる可能性が高いので、暑さによる緊急事態を回避するために事前に計画を立てることが必要です。
 具体的には、プログラムの計画の中で、水分補給を促し、促進する工夫をすることです。教室の費用に水1本を含める、インストラクターが念のため余分に持ってくる、屋外の暑さによる水分補給の注意喚起のメールを送る、などが考えられます。
 最後に、リスクマネジメントの観点から、熱中症の兆候や症状、緊急時の対応方法などを知っておくようにしましょう。

7 代替地

 屋外での授業は、常に雨の可能性があります。イベントを計画·調整する前に、雨天時の対応やプランBの屋内の選択肢を伝えておきましょう。
 さらに、天候によりクラスがキャンセルされた場合の参加者への連絡方法を決めておきましょう。FacebookやEメールなど、事前に連絡方法を決めておくことで、参加者はどのように連絡が来るのかが分かります。
 屋外での教室を効果的に開催するために、ここで説明した要素を計画段階から考慮しましょう。野外教室を継続的に成功させるために、各イベントの後に自己反省をしてください。何がうまくいったのか、また次回はもっとうまくいくように改善できることはないか、考えてみてください。プログラムの改善には、自分自身を振り返ることが重要です。

AFAA Blogより
https://blog.afaa.com/outdoor-yoga-class-planning-7-key-considerations

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