第五話　自分と深く向き合うタイミング　目に見えない力と古からの哲学と

これは、ダメ男に振り回され、お金に追われ
「なんでわかってくれないの！」と
悲劇のヒロインまっしぐらだった私が

自分を取り戻し、自分を生きれるようになるまでのストーリー

“自分なんて生きてる価値がない“と心底思っていた
こじらせアラサーが
“今が1番しあわせ！歳を取るのが楽しい！”と思えるようになるまでのお話を綴って行きます。


第一話　母の死と離婚　突然のお別れ
第ニ話　娘の誕生　結婚を願い忘れちゃった
第二話　娘の誕生　結婚を願い忘れちゃった ②
第三話　起業（独立）　ママだってあきらめたくない
第四話　起業塾での屈辱　こんなはずじゃなかった

目に見えない力

起業塾で成果を出せず、自分に絶望しながら
業務委託などを増やし起業というよりフリーランス的な働き方をしていた。

そんな中、自分を知ることに興味を持ち、いかに自分を活かすか、自分の使命は何なのか、自分が本当にやりたいことは何なのか。そんなことを深掘りしていた。

その時の学びから四柱推命をベースにした鑑定をやったり、カードセッションでイベントに出店したりもしていた。

セラピストでやっていたボディセラピーも経絡(けいらく)という、エネルギーラインを整える施術だったので、もともと目に見えない力(スピリチュアル)や哲学的なことが好きだった。

セラピーでも取り入れていたカードセッション

チャクラに心惹かれる

そんなベースも相まって、チャクラという古代哲学の智慧に心惹かれ、理論を学び講座を開催するまでになった。


チャクラの考え方は複雑なこともシンプルに繋がりを見つけられる。

そんなところに魅力を感じ、日常的なことからビジネスまであらゆる事象がチャクラで理解できた。

繊細気質を持つ豆腐メンタルで、周りの目を気にしすぎて自分の想いを伝えられないのも
全部チャクラで理由と対策を理解することができた。

ツールとしても万能だし、また講座を通して人とのつながりが増えていき、チャクラを通したつながりが心地よかった。

また仕事は男性性(行動)がメインになるけど
女性は感情や感覚といった女性性の部分を置き去りにするとうまく回らない事を知り

男性性と女性性のバランスを取れる働き方を模索し始めた。

とは言え極端な性格なので、今まで散々ゴリゴリの男性性で武装して、必要以上に頑張る事を前提に生きてきたので

すんなりバランスなんて取れるはずもなく、モヤモヤもがきながらの模索が始まった。

“楽しい“がわからない

チャクラの上位資格取得に向けて様々なワークに参加する中で

どうやら私は“楽しい”がわからない

という事に気がついた。

別に嫌いな物もなく、かといって好きなものもこれといってない。


表面的には饒舌に『自分の好きや楽しいを大切にしたい！』とか言っておきながら

自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、
そんなことがわからなかった。


自覚がなかったのでかなり衝撃だった。


なんで自分の感情や欲求なのに、それすらわからないんだろう。

そんな想いがまた自分を責めた。

続く▶︎▶︎ 第6話　適応障害　大丈夫なのに「あれ、息ができない」

最初から読む
▶︎ 第一話　母の死と離婚　突然のお別れ

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