骨法の堀辺が来た(続)12
(承前)つまり、合気道・大東流の関係者が、合気道技法・大東流技法の誕生のいきさつ、その歴史過程、技法解説及びその認識程度について、本等の資料で自己の立場を主張するとき、私の本を鵜呑みにしたり、また、批判材料として取り上げることで、その人の合気道なり大東流の認識程度(実力)があからさまになる、という仕掛けである。この企画は十数年経た現時点で考えても、なかなか有効な対策であったと私は思っている。『図解コーチ合気道』発行の後、合気道界・大東流の関係者にいろいろな現象が出現して来た。