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私のアイドルおばあちゃん

昨日リメンバーミーを見てママココが自分のひいおばあちゃんと重なり、noteに書きたくなったので残そうと思う。

私には92歳になるひいおばあちゃんがいる。
おばあちゃんは毎日散歩をする。
そしておばあちゃんは植物にとっても詳しい。
お花やキノコ、山菜の種類など幼少期の私は植物博士だと思っていた。🌱
ドクダミは火傷に効くなど、一緒に散歩すると植物の知識をたくさん教えてくれた。だから自分もいつしか植物や自然が好きになっていった。
食べ物を残すことにも厳しくて、ご飯粒を一つも残さず、魚の皮も最後までまで食べる🍚🐟

いつしか自分が地元にいる頃から年々と自分の年齢や誕生日、ご飯を食べたのかなど忘れてしまうことが増えていった。
寂しいような、悲しいようなことかも知らないけど、家族ではそのことを明るく前向きに捉えて笑い話に変えている。
家族の中ではアイドルのような存在だ。

東京に上京するとなった時の唯一不安なことがあった。それは毎日会っていたのに、突然会わなくなってしまったら、おばあちゃんは私のことを忘れてしまうのでは、、?という不安だった。

だけど忘れてしまっても大丈夫。
わがままかもしれないけれど、でもまた思い出してほしい。
私が何度でも教えるし、何度でも想いを伝えるよ。
だから私のことやみんなのことを何度でも思い出してほしい。
ただその気持ちが強くあった。

以前地元に帰った時に、おばあちゃんに会えた。母からはいつも写真で見てる姿とは違うから、びっくりするかもしれないと言われていた。
そして痩せ細ったおばあちゃんを見て言葉が出なかった。
写真は時間を止めることができるかもしれない、けど現実世界の時間の流れは誰にも止めることは出来ない。

そしておばあちゃんは私に「じんか?(じゅんか?)」と言って、痩せ細った手で強く私の手を握ってくれた。
その時に涙が止まらなかった。ありがとう。

大好きなおばあちゃん。
また帰った時には、力強く私の手を握ってね。🤝
いつもあなたから大きなパワーを貰っているよ。
だからこれからもたくさんたくさんご飯を食べて、元気に過ごしてください。離れていてもずっとあなたのことを想っているよ。

あなたの笑顔で私はどんなことでも頑張れる。
家族を笑顔に幸せな気持ちにしてくれる。
私にとってあなたはいつまでも私のアイドル。

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