『さくらのこと』12節 ライフ
12節 ライフ
私生活は
季節の風物詩は全てブロックしていた。
何故だろう。
意味がないことに急に気づいてというか何というか。
たばこを辞めるときの感覚に似ていた。
意味がないことに急に気づく。
私は学生時に一時期、ふかしていた。
でも、発熱し、小児喘息持ちだった事を思い出した。
「こんなことで死ぬのは御免だ。」
と思った。
もう一つ。
部屋を好きなもので飾るようになった。
はじめはベッド。次にテレビ台。白で統一。
人生で初めて、絵を買ったり、自分でとった写真に文字を挿入し飾る。
その言葉は大学時代に出会った。
私の人生を色づけてくれた言葉。
一生忘れないであろう言葉。
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