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台湾での手術と入院日記

まだ日本にいた3年前に発覚した卵巣嚢腫の手術を、ついに異国の地でしました。

良性の卵巣嚢腫ですが、すでに8センチという大きさでしたので、台湾で通っていた婦人科から総合病院に移動させられて手術することになりました。

家族がいる日本で手術をすべきか、現在の生活の地台湾ですべきか、たいへん悩みました。

1月の一時帰国の際に、日本での医者には、腹腔鏡手術は最短でも4ヶ月待ちであることを告知されました。
大きい病院で担当医を見つけ日程を組むまでに少なくとも2度帰国しないといけない事は正直私にとって金銭面的にも精神的にも厳しかったです。

一方で台湾の主治医は、通ってる大学の教授でもあり腹腔鏡手術の専門医だったので安心して手術を任せられると思い、母と相談しあった上で台湾での手術を決めました。

手術費と入院費は健康保険で100パーセント全額カバー。
自己負担となったのは、卵巣を保護するためのジェル費用(オプションで20000元)。卵巣を摘出しても構わない場合(なくなっても構わない場合)はこのジェルはいらないです。私はまだ子供も産んだ事ないので健全な卵巣を2つとも残しておきたくて、課金しました。
もう一つは手術用の管で1950元
支払ったのはこれだけなのですが、大学にも保険の申請ができるようなので審査が通れば更に10000元は最大で帰ってくる見込みです。あまり期待してないけど。

日本だと保険適応でも10-20万円するそうなので、台湾で手術や入院をする方が安いのでは。

台湾での入院は基本誰かが初めから最後まで付き添います。付き添い人いないと手術してもらえません。
私は彼氏に2泊3日入院付き添ってもらいました。
付添人は誰でもいいみたい。友達でもOK。

実は私、7月に元々手術予定だったのだけど、彼氏がコロナになって付添人なしで入院して、手術当日に朝8時の時点で誰かいないとダメだよって言われて、真夜中に早朝から付き添える友達を探す羽目に、、、。まあ結局当日の朝私もコロナ陽性になって手術は延期、強制送還されましたが。

術後は1日の入院で退院できる。
けど、まだ痛くて歩けないならもう一泊してっても良いよとのこと。
私は術後1日目の午後、完全に歩き回れるほどに回復したので夕方に退院する事にしました。

が、

まさかの12時前に受付しないと退院できなかったらしい。いや、聞いてないけどー!!
主治医にも、いつ退院したもいいよって言われてたし、その日の朝も言われたし。
受付の時間も教えてくれたらよかったのに。

ってことで仕方なくもう一泊して次の日の朝に退院しました。
そして全額カードで払えました!安心。

自己負担額は25884元でしたー!
しかしこの最後の30日以内負担額ってなんだろう???

腹腔鏡手術すごい。傷口はヘソのところに1箇所だけ。右の手術した卵巣に痛みがあるけど、切った所に比べたら大した事ない。何が1番しんどいって、痰が絡まって咳で出したくても咳をするとお腹から血が吹き出る痛みなので咳を我慢しないといけない事。
喉の違和感と痰の絡みがなければ、お腹の痛みなんて忘れられるはずなのに、、、、。

というわけで、台湾での手術や入院で迷いがある人、付き添える人が誰かしらいれば、特に心配しなくても大丈夫なんではないかな、という報告でありました!

しかし私は2度とママがそばにいないところでは手術なんて絶対しないぞ!と決めたのであった。。

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