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頑張らなくても成果を上げる人が意識している事

どうも、重盛さと美のラップ動画に癒されている鈴木です。

僕は「頑張る」ことが嫌いです。

頑張るが無条件に美徳とされる風潮が苦手です。

しかし、仕事でもダイエットでも成果を出す為には「頑張る」必要があります。

今回は、「頑張る」には2種類あるんじゃないかなっていう話をします。

頑張るには

・積み上げる頑張り
・傾きを上げる頑張り

の2つがあります。

「積み上げる頑張り」というのは、いわゆる頑張るってやつです。(小泉語)

「傾きを上げる頑張り」が何なのかを説明するために、中学でお世話になった1次関数のグラフさんに登場していただきましょう。

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横軸を「頑張り」、縦軸を「成果」とした時に、もちろん「頑張り」を増やせば増やすほど成果は上がりますが、グラフ自体の「傾き」を上げれば同じ頑張りでも高い成果を上げられる!という事です。

「傾き」って、言い換えれば「変化量」ですよね。

つまり、「頑張り」を増やした時にそれに伴って増える「成果」の変化量を増やせばいいということです。

自分は会社で新入社員時代にショートカットキーを覚えて練習している時にこの考えが浮かびました。

でも実際は、「傾きを上げる頑張り」があまりにも過小評価され、「積み上げる頑張り」だけが認められてしまっているんじゃないか?と感じます。

「徹夜でこの資料まとめました!!」

「今から倉庫に行って全品確認してまいります!!」

「ワシのコピペを見よ~!!!(クリックカチカチカチカチ…)」

牟田口中将もびっくりのソルジャーがうちの会社にも沢山います。

僕も表をエクセルで作って定時に帰った後、魂の手書きグラフで残業してる先輩が上司に「お前は頑張ってるな!」と褒められてた…なんて事もありました。

「積み上げる頑張り」は成果がリアルタイムで確認できるので、満足度は高いし外から見ても評価しやすいです。

一方、「傾きを上げる頑張り」は傾きをグイグイっと上げている間は成果は増えないので、スタートで出遅れるし外から見たら何もやってないのと同じに見えます。

しかし、一度傾きを上げてしまえば、進み始めたら止まりません。今までと変わらない頑張りでも高い成果を出すことが出来ます。

具体的に、様々なジャンルでの「傾きを上げる頑張り」を紹介します。

ダイエットの場合
積み上げる頑張り…食べる量を減らし、ランニングをする
傾きを上げる頑張り…筋肉量を増やして基礎代謝を上げる

サラリーマンの場合
積み上げる頑張り…迫りくる仕事をひたすらさばく
傾きを上げる頑張り…ショートカットやタッチタイピングを身につけ、作業時間を短縮する

バイトの場合
積み上げる頑張り…今の時給で労働時間を増やす
傾きを上げる頑張り…時給を増やすために店長に交渉したり、お店の改善を提案する

といったような事です。

もちろん最初は成果がないので、負担は大きくなりますし無駄だと思うような事もあります。

しかし、それを乗り越えれば、自分の土台が高くなっているようなものなので、ちょっとジャンプするだけで今まで必死に飛びながら届いてたところに手が届きます。

いわば「成果の不労所得」を得ることが出来るのです。

皆さんも、高い成果を出すために、今の自分の頑張りがどっちの頑張りなのか見直してみてはいかがでしょうか?

できるだけ「傾きを上げる頑張り」に時間を割くように心がけて、楽に仕事ができるようになりましょう!

それでは。


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