大学非常勤講師の仕事内容紹介
今回は、大学非常勤講師の仕事内容をざっくりと紹介してみたい。非常勤講師なので、授業のみ担当する。しかし、授業の前後には、様々な仕事に取り組む必要があるわけである。どんな仕事か、待遇と共に紹介していく。
A 授業開始前に行うこと
シラバス作成
まず、シラバスを作成する。基本的にオンラインで入力できる大学が多いのではないかと思う。大学ごとに、いろいろな指示があるので、その指示通りに作成することになる。基本的には、自分で作成すればOKであり、厳密なチェックはない場合が多い。
教科書選定
シラバス作成と共に、教科書を選択する必要がある。もちろん、教科書を指定せずに授業を行うことも可能であるが、特に慣れていない場合は、教科書がある方が授業が進めやすい。
分野によって異なるが、例えば語学系の場合、授業ごとに教科書がかぶってしまってはいけないなど制限がある。また、大学で共通してこの授業では、この教科書というように、自分で選べない場合もある。そのような条件がある場合もあるということを、念頭においておくと良いだろう。
B 授業
授業回数は大学によって多少異なるが、15回+試験 もしくは試験も含め15回というのが一般的である。授業内容の確認などは基本的にはないので、自分が決めた計画に沿って行っていけば、問題ないだろう。
C 授業終了後に行うこと
成績をつける
全ての授業が終了したら、成績をつける必要がある。こちらも、大学ごとに締切が決まっているので、締切までにつけることができれば問題ない。授業によっては、Aは○%までというような制限があることもあり、その場合はその制限に合わせて成績をつけていくことになる。
非常勤講師の待遇、報酬について
大学そして、講師の年齢や経験によって異なる。基本的には、年齢が高いほど、多くの報酬が得られるようになっている。大体、1コマあたり、8,000円から10,000円というのが一般的と聞くことが多い。筆者の場合は、10,000円であった。
非常勤講師に支払われるのは、基本的には行った授業コマ数分と交通費 (大学で授業を行う場合)である。つまり、1学期に15コマ授業を行ったとしたら、15コマ✖️単価+交通費が支払われる。非常勤講師をやることになった場合は、どれくらい収入が得られそうか、見積もっておくと良いかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?