研究に必要な文献をソフトを使わずに整理する方法
日々研究していると、膨大な量の文献に触れる必要がある。今回は、どのように文献管理をすれば良いか、非常にオーソドックスな方法を紹介したい。もちろん文献管理ソフトを使うのも1つの方法ではあるが、それが合う場合と合わない場合がある。筆者の場合は、ソフトを使ったこともあるが、結局は、以下のようにアナログ的に整理する方が合っていた。ぜひいろいろと試し、自分に合う方法を見つけてほしい。
PDFファイルをフォルダーに保存する
結局、筆者が今やっているのは、これのみである。PCなどに文献のフォルダーを作成し、そこにPDFデータを入れていく。PDFのタイトルを、著者名+年にしておけば、アルファベット順に表示されるので、簡単に自分に必要な文献が見つかる。
エクセルでリストを作る
フォルダー作成に加え、一時期、リスト作成も行っていた。これは文献をgoogle scholarで検索し、そこから、APAでの表示方法をコピー、アルファベット順になるようにエクセルで貼り付けという方法である。
APAなどの形式も日々アップデートされる。そのため、論文執筆時に最新の形式を調べ、それに合わせてリストする方が良いという結論に至った。そのため、今はこのリスト作成は行っていない。
紙媒体での整理方法
筆者はもともと文献は、すべて紙に印刷していた (今は電子媒体で読んでいる)。また、取り寄せた文献や書籍のコピーはどうしても紙媒体である。そちらに関しては、穴を開け、2穴ファイルにアルファベット順に入れている。
文献整理で重要なのは、必要な時に必要な文献を見つけられるようにすることである。あ、この間読んだ文献どこにあるだろう、と考える時間を削減できると、効率よく進めることができる。研究しているうちに、いろいろなところに文献を分けて置きがちであるが、できれば、一箇所にまとめておくと良い。そうすれば、自分が集めた文献には、問題なくアクセスできるだろう。特にこうすれば正解という方法はないので、自分に合う方法で取り組んでいくと良いと思う。
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