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適応障害休職前はモヤモヤしていた

休職前は、毎日仕事を辞めたいと思っていた。


自分の家系にサラリーマンがおらず、サラリーマンが合っていない血なのかと考え始めていた。

私の父方の祖父は中央省庁を辞職し、「手に職をつけて働く」道を選んだ人だ。その血や考えを受け継いだ者達は、手に職をつけて独立している。
今思うと、人に遣われるのが嫌いなんだろうか。頑固なんだろうか。

残念ながら私は、大学を出て会社員で事務の仕事が正義という、母の価値観、敷かれたレールに沿って歩いてしまった。
自分の特性や価値観すら顧みずに。

恐らく私も同じ血を引いている。
だけどそれは、仕事にしっかり向き合った時にようやく気付いた。


かつての私は、怠け者の性質なのか、与えられた事をさっさと終わらせていただけだったと思う。

私が仕事に向き合い始めたのは、6年前位だ。
何でこの仕事をやるのか?という事を考えながら行い始めた事によって、無駄な業務を上司に交渉して除く作業を徹底的に行った。
会議で議題にして皆を巻き込む事も多かった。
その経験を通じて、私は1つの案を出して、皆を巻き込み、皆で一つになって実行する事が得意になった。

達成感を感じ仕事を楽しく感じるようになった一方、
営業の仕事依頼を対応する事、営業の言われる日程で動く事、何事も上司の承認がいる事、新しい提案をする時は周囲とネゴシエーションが必要な事
に苦痛を感じた。

自分で仕事を始めたい!けど、何がしたいのか分からないので出来ない!!でも、17年も働いてきたのでもう、自分が居やすい環境になっている。居場所がなくなるのが辛い。
モヤモヤした毎日を送っていた。

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