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活き活きと働く自分の未来を信じて

離職してから、
慌ただしかった毎日が、ゆとりのある日々に変わった。

以前は、
出勤時間までに家事を済ませようと、
仏頂面して時計とにらめっこ。

のんびり朝食を食べている子ども達を
急かしてしまうことも、
日常茶飯事だった。


今も、離職前と同じ時間に起床しているが、
朝のルーティーン同じでも、
気持ちのゆとりが、あの頃とは全然違う。


ゆったりとした気分で朝食を作り、
家族と一緒にテーブルを囲む。

食後の洗い方付けをしつつ、
洗濯機を回す。

観葉植物にもたっぷり霧吹きをかける。


子ども達の登校を見送りながら(今は夏休みに入ったので、部活の見送り。)、
花壇の水やりや、
玄関前の掃き掃除。


仕事に行ってる頃は、
帰宅後の夕食準備の時間を短縮するために、
出勤前に夕食の下ごしらえ等もしていたが、
それもしなくてよくなった。


夫が出勤して子ども達が出かけた後の
一人の時間は、至福のとき。

私は、人見知りもなく、人と話すのも好きなほうだが、
誰かと居るより断然、一人で過ごすほうが好きだ。


離職して、一人で居る時間が増えて、なおいっそう、
そのことを実感している。


だからこの生活、
暇だとか退屈だとか、さみしいとか、
そういうふうに感じることは全くなく、
快適で仕方がない。


ブログを書いたり、
気になる本を読んだり
動画を見たり。
趣味のピアノもいつでも弾ける。

買い物にも、
お医者さんも、
美容院も、
自分の都合でいつでも行ける。

家事だって、時間を気にせず自分のペースでできる。


それから、何がありがたいって、
子どもが体調を崩した時に、すぐに対応出来ること。
学校行事等に合わせて仕事を段取りしたり、休みをもらったりする必要が無くなったこと。

子どもの用事を優先できるって、
当たり前なのかもしれないけど、
以前はそれが出来ていなかった。


外せない仕事があるときは、
子どもが病気で休んでいても
ひとりで留守番させたり、
受診に行くのも祖父母にお願いしたり。


学校行事も全部は行かなかったし、
三者懇談などは、仕事の都合に合わせて日にちや時間を変更してもらうことも
しばしばだった。

家族の生活を支えるために
一生懸命働くのも、
親の愛情のひとつだけれど、

幼い子ども達にそんなことは伝わるはずもなく、きっと、
ずいぶん寂しい思いをさせただろう…。


家のこと、子どもの事が後回しにならない生活。
思ってみればそれは、自分がずっと願ってきたことだった。



子どもがもっと小さい頃から
それが出来ていたら良かったな…と改めて思う。



とはいえ、育児や家事と両立しながら共働きで働いてきたからこそ、
得られたものもあるし、
今の自分がある。
忙しい日々を送ってきたからこそ、
より一層、このゆとりに喜びも感じられる。


突然の離職で、長年の願いだった
『家に居られる生活』が叶った。


“外では働かず、このまま専業主婦だったらいいな…。”

そんなことを思う。

今までずっと働いてきたから、
仕事をしないで家に居ると、

“いつまでもこうしているわけにはいかないな…。”

という焦り
もある。


現実的に、
子どもの教育費や住宅ローン、
自分達の老後のための貯蓄などが必要で、
これから年々支出は増えるだろう。

夫の収入だけに頼れる状況でもない。
私も、働いて、稼がなきゃ。


そして、

せっかく働くんだったら、
残りの人生、
自分が苦にならずに出来る、そんな強みを活かして、
自分らしくいきいきと輝ける仕事で収入を得たい。




思いがけない離職をしたことで私は、

『自分が求めていることは何なのか…』
という、
長年抱えていたモヤモヤに向き合うことができた。


今ここで、目先の収入にとらわれ焦って就職しても、
自分の未来はこれまでの延長先上にしかない。

私が望む未来は、
活き活きと働いている自分の姿。



だから、
キャリアコーチングの受講に自己投資した。


悔いのない人生にしたい。


今、こうして家に居られる
心地よい時間を、大切に味わいつつ、

コーチのサポートを受けながらじっくり自分と向き合い、
自分を理解し、

そして、ゴールを定めて行動したい。


遅くとも年内には、自分の決めた道を歩み始める!


自分が決めた事だから、責任を持ってやり遂げたい。


自分の可能性をどこまでも信じて、
進んでいこう。



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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