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東京で支払った税金の元をとる生活

子供が生まれる前は、税金がとられるばかりで、正直損だと思ってしまっていた。自分が支払った税金が何に使われているのか、全然わかっていなかった。

私は大学を卒業してわりとすぐに結婚したのだが、子供を授かるのに時間がかかってDINKS期間が長かったこともあり、結構ハデな生活をしていた。今思い返せば、いわゆるハデな生活って、全然税金の恩恵を受けられない。

月1の旅行、ホテルのアフタヌーンティーめぐり、銀座の美味しいお店めぐり、習い事はヨガ、声楽、料理、英会話など。

子供が生まれたことにより私の収入が激減したため、以前のような生活ができなくなった。家の近所をウロウロするようになったおかげで、今豊かな生活ができている。

子育てママの税金回収リスト

1.図書館に通う

毎週図書館に通い、マックスの20冊を借りている。ネットで本の紹介を見れば、すぐさま予約。
産前は、図書館はその場で読みたい本を見つける場所だと思っていた。気になる本は書店ですぐに買っていたけれど、図書館で予約ができることを知ってやってみると、あまりの便利さにすっかりやみつきになってしまった。

私の本:4歳娘の本:0歳娘の本
4:15:1
のような内訳。(0歳娘よ、すまぬ)

おかげ様で4歳の娘はめちゃめちゃ語彙の豊富な子に育っている。図書館に行く曜日を決めていることで、絶対に返却忘れはしない。2週間借りれるけれど、本が好きすぎて1週間のサイクルでまわしている。

2.区の運営するプールに通う

区のプールがあるのに、わざわざ月1万円のジムに通っていたのはなぜだろう。
化粧台などはついていないけれど、半乾きの髪とすっぴんで帰って何が悪い。
3歳になってオムツが外れたら、子供も一緒に入れる。子供はわざわざサマーランドとかハワイアンズに連れて行かなくても、区のプールでしっかり喜んでくれる。


3.無料の公園で遊ぶ

近所の公園にも大変お世話になっているけれど、特に都内だと葛西と板橋にある、小さな動物園つきの公園が大好き。(今は、板橋の動物園は改装中で12月にオープンするという噂)
午前中に小さな動物園に行って、近くのレストランでご飯を食べて帰ると、お昼寝までできちゃう幸せ。

この連休は、遠出して飯能河原(無料)に行ってきた。このクオリティの自然の中でキャンプができる。公衆トイレも綺麗。ふるさと納税でお得にゲットした高級食材を外で焼いて食べる。最高か。

4.児童館に通う

お金を払ってベビーマッサージとか産後ヨガとか行く必要ない。児童館でやってくれています。
ただし、今はコロナで予約制になってしまい、かなり激戦。
わざわざ人混みに行くこともないかと思って、とれたらラッキーというスタンスでいるけれど、4年前と子育て環境ががらっと変わってしまい、少し悲しい。
児童館のイベント、いっぱい行って楽しかったな。



5.小児歯科にしっかり通う

東京都は医療費無料。ありがたいです、本当に。
小児科、耳鼻科、皮膚科にはたまにお世話になっているけれど、それらは問題が起きてから行くもの。
小児歯科は、歯が生えてから、問題を起こさないために月に一回しっかり定期的に通っている。
4歳の娘は、奥歯に虫歯予防のシーラントまで無料でつめてもらった。
良い小児歯科との出会いがあり、美人な歯科衛生士さんのもと、大喜びで通っている。

6.習い事は区の運営する教室に通う

区の施設で、激安or無料でヨガや水泳などのレッスンを受けられる。コロナ以前は、週3回くらい通っていた。
例えばガーデニングや読み聞かせなど、他にも色々無料で学べるみたい。
これもコロナの影響で規模が縮小してしまったのだが、またコロナも育児も落ち着いたら、区が運営する教室でお得に学びたい。


ここまで書いて、なんだかすごくがめつい人みたいで恥ずかしい。
でも、子供を産んでから、お金を使わなくても、楽しいことはいくらでもできることを知った。


今後、税金の恩恵を受けるためにしたいこと

私立名門高校の教師だったので、意外だと言われたりもするけれど、私は絶対に公立派。娘たちには、近所の公立小学校で世の中にはいろんな経済状況、家庭環境の人がいることを知ってもらって、(できれば中学受験をして)国立or公立の中高、大学に行ってほしいなと希望している。

大学受験をする際に、中高一貫校に行っていれば最後の1年で受験勉強に専念できてとても有利だけれど、東京には公立中高にも一貫校がある。

これについてはいくらでも語れてしまうのだが、教育費をかけることだけが正解だとは言えない時代になってきていると思う。

ハデじゃなくていい。お金をかけなくても幸せになれる。
娘たちにも、そんなことを知って欲しい。




税金によって整えられた道を歩いている。その歩きやすい道端には、綺麗な花が咲いている。

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