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「激落ちくん」で、瓦割る

雲の上から陸に降りて考え得ることは「モールス信号」だけなので、これは時間を置かなければ息もできぬ。組みかえられたようです。いつの間にやら取り違った赤ん坊のような心地で、でもたしかに死すべき場所を探しているような、妙な心地がする。どこにゆけば。どこまでいっても。人間は息をするのも辛く、もう帰れないことを知る。

まだふわふわする。まだまだ、ふわふわしている。網目をかいくぐって、今日が今日じゃなくなっていく。異次元は異次元です。中途半端なロケットに乗っているんでしょうな。傀儡みたいなアジアの感性に苛まれながら、私は息をするのでしょうか。まだできるか。浅くても生きられるのだね。たしかに感触が残ったままで、何日でも生きていたい。

修飾する言葉は、いくつあっても足らない。猛然と駆け抜けた時間を。理由があるほど苦しいことと、ちゃんと向き合うべきなのだ。突然、なくならないようにしなきゃ。

そして暮れて、駅前の選挙運動に火が灯り、いよいよ高い打点で夢を見られるようになって、コミカルな動きのアライグマをおんぶしなければ呼吸もままならなくなってしまう。レンズでは分からないほど拡大して、それでよかったのかしら。笑いはとにかく宇宙を救うのだからそれさえ分かっていれば、生真面目でなくてもいいんだよ。

私でいいのかしら。ね。もう明日は前屈だけをしていようと思った。たとえうまくは生きられなくてもバンジーが白滝でできていたとしても、それは感じ方だし、誰しもがいつもクルーズ船にいるので安全はないよ。

出囃子が鳴ったな。足がすくんで動けないので、止まったまま祝言にはしゃぐ意味よ。永遠にそのままであればいい。そんなことはあり得ないのだけれど、もっと多くの場面を、レジストなく受け入れられる歓びを。愛を。もっと愛を。もっともっと愛を伝えたい。

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