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余裕。

6人家族。ヒトメタニューモウイルス、と言う名の風邪で全滅。

8歳児と主人から始まり、3歳児へ
それから5歳児と私、最後に0歳児。

頭痛、喉痛、鼻詰まり、鼻水、寒気
おまけに身体の節々が痛く
まるでインフルエンザのような症状

けれど父親までもダウンしてしまった今、
母親に休養する暇なんてない。

症状はあるものの割と元気な子供たち。
しかし学校は自粛していたので
家の中がまるで動物園。

みんな食欲もあったので
料理しては洗い物、を1日繰り返し
洗濯物は当たり前に3回コース

掃除機も毎日しなくては
食べかす、ほこり、髪の毛まみれになってしまうし
トイレ掃除も毎日しなくてはいけない。
(なんせ6人分なので。)

頭がフワフワ倒れそうになりながらも
毎日を乗り切った。

しかし、最後にうつった0歳児の看病で
私の中のスイッチが切れた。

普段から昼間は超絶グズグズ野郎だけど
夜はスッと寝てくれる0歳児が、
おっぱいをあげても抱っこをしても
中々寝てくれない。

少し眠りについたかと思えば
またグズグズとうめき出す。

添い乳をしても
鼻が苦しいのかあまり咥えず
とにかくグズグズ。

私の身体も精神も底をつき、
ついに嘆いてしまった。わずか0歳児に。

なんで、なんで飲めへんのよ!
もぉぉなにぃ。ねてよぉ。。はぁぁ。

そんなやりとりを何回かしながら朝になる。

朝になると私は
少しでも寝れたからなのか
どれだけグズグズされても
大丈夫?しんどいなぁ。かわいそうに。
と優しく看病ができた。

この一連の出来事から
私が何が言いたいかと言うと

余裕がないときは
(今回で言うと体力と眠たさの限界)
我が子でも、0歳児でも、
優しくはできなくて。

ある程度の余裕があれば
普通に。優しく接することができた。

人への態度は、
自分の余裕の有無で決まる。

といっても過言ではないのであろうか。

時間の余裕
体力の余裕
経済の余裕
精神の余裕

人に優しくしたければ
まずは自分を満たそう。余裕を持てるように。

そんなことを思った看病週間だった。

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