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LGBTに関するプーチン大統領発言

ロシアではLGBTを政治的に喧伝して国の将来を担う若い世代を惑わすことは禁止されているが、LGBTの人たちの存在自体を否定しているわけではない。同性婚は法的に認められていないが、外に向けてアピールするのでない限り、私生活に踏み込むことはない。LGBTを推進する他国に対しても「聖書に書いてあることと矛盾してるよね…ウチとは合わないけど、まあ勝手にやって」というスタンスで、自国に火の粉が降り掛からない限り干渉することはない。

以下、2023年2月の演説からプーチン大統領の発言を抜粋する。

 「 西側諸国は、私たちに対しますます激しさを増す情報戦を仕掛けています。無論、狙いはとりわけ若い人たち、若い世代です。ここでもまた嘘八百を並べ立て、歴史的事実を歪曲し、私たちの文化やロシア正教、その他国内の伝統的な宗教組織に対する攻撃を止めません。

彼らが自国の臣民に対し何をしているのか見てみて下さい。
家族、文化、国家アイデンティティの破壊や、性的倒錯、ペドフェリアにまでいたる児童虐待が正常なこと、つまり、社会規範と見なされているのです。また、聖職者や司祭は同性結を祝福することを強制されています。
まあ良い、好きなようにさせておこうじゃないか。

ここで言いたいのは…成年者は好きなように生きる権利があるということです。私たちはそのように対応してきましたし、今後もそうです。誰も私生活に踏み込まないし、そんなことをするつもりはありません。

ただ、彼らに言いたいですね。失礼ながら…あらゆる世界的な宗教の教典である聖書を見て下さいと。そこに全部書いてあるじゃないですか。「家族というのは男女の結びつきである」ということも。」

※ 動画はこちら https://x.com/jupiter_russia/status/1762106428469186897?s=46

ロシアは伝統的な家族観を尊重する、そういうお国柄。ただそれだけ。だから、自分たちの価値観と合わないからといってロシアを非難するのはお門違いで、先ずはそれぞれの国にはそれぞれ価値観がある、ということを認めることが大事。それが本来の「多様性」というもの。

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