![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59374497/rectangle_large_type_2_531c761f06b12c8d9fbdde4fe89e04eb.png?width=800)
【間違えた使い方、してませんか?】本要約動画と読書の決定的な違い
皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!
最近は本当に便利な世の中になってきましたね。
この1、2年で本の要約をYouTubeで出してくれる人も増えてきました。
そのおかげで、多くの本を短時間で消化することができるようになりました。
僕も本要約動画をよく見ている1人なので、その恩恵を大いに受けています。
ただ、だからといって実際の本の読書の価値がなくなるのかというとそんなことはないと思います。
むしろ、要約動画が増えてきたからこそ、実際の読書の価値がより高まっている。そんな気がします。
今回の記事で実際の読書と本要約動画の違いを理解し、適材適所で使い分けられるようにしましょう!
動画と読書の決定的な違い
ではいつも通り結論からいきましょう。
本要約動画と読書の決定的な違い、それは受動的か、能動的かというものです。
つまり、本要約動画は受動的なものであり、読書は能動的なものである、ということです。
どちらも同じインプットではありますが、向かう姿勢が動画だと受け身になりがちです。
ですが、読書であれば自分から目を動かし、頭を働かせやすいので能動的なものだと言えるでしょう。
ただ、これだけだといまいちよく分からないと思いますのでもう少し要素分解してみます。
すると、
「眺めるか、ツッコミ読みできるか」
「眺めるか、要点を探せるか」
この2点の違いに落ち着くように思います。
それではこれらついてみていきましょう。
眺めるか、ツッコミ読みできるか
動画と読書の違いとして、眺めるだけになってしまうか、ツッコミ読みができるか、ということが考えられます。
やはり、動画となるとみなさんも経験があるように、つい見るだけ、聞くだけになってしまいがちです。
ですが、読書の場合はどうでしょうか?
もっと前のめりになることが多いように思います。
そして僕がオススメしたいのは「ツッコミ読み」です。
これは読んで字の通り、本の内容に対して
「それってどうなんだ?」
「自分ならこう考えるけど・・・」
「別の本にはこういうふうに書かれていたよな・・・」
などのようにツッコミを入れるor考えを巡らせることです。
これをすることで、ただの読書がもっと創造的なものに変わります。まさに能動的な読書ができるというわけですね。
これが動画だとなかなか難しいです。
どうしても動画作成者の都合の良い流れで進んでしまうので、それは致し方ありません。
ということで、1つ目の眺めるか、ツッコミ読みできるかという観点についてみていきました。
動画ではどうしても情報を眺めがちになり受け身になりやすい一方で、読書はツッコミ読みをしやすいので能動的になりやすいという内容でした。
眺めるか、要点を探せるか
続いて、要点を探せるかどうかということについてみていきましょう。
前述の通り、本要約動画では情報を受動的にインプットしがちです。
一方で読書では、自ら膨大な情報の中から要点を探すことができるので能動的なインプットになりやすいと言えます。
どういうことかというと、本はご存知の通り何万字、何十万字というとんでもない情報量を持っています。
ですが「レバレッジ・リーディング」という書籍によると、本当に大事なことはそのうちの2割に過ぎない、というようなことが言われています。
ですので、読者はその2割を探し当てる必要があるのです。
このプロセスが読書をただの情報のインプットだけではなく、その他のスキルアップにもつながるトレーニングにもしてくれているのです。
今、インターネットには本当に信じられないぐらいの量の情報が転がっています。この記事もそのうちの1つです。
残念ながら全てが良質なものとは言えず、中にはデマの情報もあります。
まさに玉石混合な状態です。
そんな中、自分の求めている情報を正確に読み取る力までも読書で養えるということです。
自分にとって大切なポイントを本から抜き出すという能動的な行動をすることによって。
これは動画ではかなり難しいでしょう。
というのも、動画作成者が自らor視聴者にとって必要だと考えたものを、すでに要約しているからです。
このプロセスにこそ価値があるのに、このプロセスをしていないのなら情報を正確に読み取る力はなかなか育ちません。
ですので、この点においても動画ではつい眺めて受動的になり、能動的に情報を手に入れるためには読書が有効だということです。
おすすめの使い分け
ここまで述べてきて、じゃあ本の要約動画はダメなのか・・・、と思われるかもしれませんが決してそうではありません。
それぞれにメリットデメリットがあります。
それを元におすすめの使い分けをお伝えしようと思います。
まず、基本的に情報のインプットは読書が望ましいでしょう。
・少し生まれたスキマ時間
・腰を据えて本を読める時
など多くのシチュエーションで本を読むようにしましょう。
そのためには常にカバンの中に本やKindleなどを忍ばせておくことが必須です。
では動画をどのように活用するのか?
僕は基本的には3つだと考えています。
・復習
・予習
・読書できないスキマ時間
それぞれ簡単にみていきましょう。
・復習
一度読んだ内容の本をまたもう一度全て読み返すのは少し費用対効果が薄いと言えるでしょう。
ですので、復習のためには目新しい情報があるわけではないと思いますので、動画を活用してみるといいでしょう。
・予習
新しい本を買ったとき、もしくは買おうとしているとき、要約動画を見てから読むor決めるというのも一つの手段です。
ザックリと全体観を掴んでから読書をすることでより深く内容を理解することにつながります。
・読書できないスキマ時間
最後に、車の運転中や料理中などながら聞きができる時に活用するのも1つの方法です。
動画を見ることはできないかもしれませんが、多くの要約動画は音声だけでも十分高いクオリティを持っています。
そういうスキマ時間にはとても価値あるものになると思います。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回は本要約動画と読書の違いに関する記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!
動画と読書の決定的な違い
動画=受動的、読書=能動的。
もっと詳しく言うと以下の2点に分かれる。
眺めるか、ツッコミ読みできるか
ツッコミ読みとは内容に自分なりのツッコミを入れながら読書するということ。
これにより、もっと深く内容を理解できる。
眺めるか、要点を探せるか
本という膨大な情報の中から本当に重要な2割を探し出すプロセスにも価値がある。
読書だからこそそれができる。
おすすめの使い分け
基本的には読書がおすすめ。
それができない時や、予習、復習のためには動画も活用する、というスタンス。
今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!
ではまた!
↓今回の参考文献はコチラ!↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?