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【“する“より“ある”】2つの感謝とは

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

ここまでプロセスエコノミーについて色々と述べてきましたが、実は今回もプロセスエコノミーをベースにした記事となります。
・・・どんだけ気に入ってるんだってね笑。

ただ、今回取り上げる内容は前回までの経済的な話とは少し変わります。
タイトルにあるように感謝に関することです。この世には2種類の感謝があるというのです。

それが一体何なのか、そしてどうしていくことが好ましいのか?そういったことについて一緒に見ていきましょう。

では早速いきましょう!

2つの感謝とは

では冒頭に述べた2つの感謝とは以下の2つのことです。

・恩恵的感謝
・普遍的感謝

ではそれぞれについて掘り下げていきましょう。

恩恵的感謝

まずは恩恵的感謝からです。
これは恩恵を受けた時にする感謝のことを表します。つまり、誰かに何かをしてもらったり、何かをもらったりしたときに「ありがとう」と言葉にしたり、思ったりする感謝のことです。

これはイメージしやすいですよね?
一般的な、感謝をするというものです。

本書では別名、Doingの感謝と呼ばれています。
大人であればできて当然だとみなされたりもするような感謝のことです。

普遍的感謝

それに対して普遍的感謝とは何なのか?
これは感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方にことを表しています。言い換えると、あらゆるものに常に感謝の気持ちを持っている状態のことです。

例えば、
・屋根があるところで暮らせるなんて有り難い
・水やガス、電気がいつでも使えるなんて有り難い
・何か必要ならいつでもコンビニで手に入るなんて有り難い
という感じですね。

本書では別名、Beingの感謝と呼ばれています。
いわば常に感謝をしている状態のことを指しているのでしょう。

どちらが必要?

さて、ざっくりと恩恵的感謝と普遍的感謝について理解できましたでしょうか?
それではこれら2つのどちらが必要、重要なのでしょうか?

本書では普遍的感謝、Beingの感謝が重要だと述べられています。
しかし、僕はどちらも大切なのでは?と思うのです。
というのも普遍的感謝を持つ、いや正確には普遍的感謝の状態に至るには結構ハードルが高いからです。

だって想像してみてください。
水道から水が出ることに感謝できますか?
もはや当たり前だというその状況に対して「有り難い」という気持ちを持つことはなかなか難しいと思うのです。

もちろん、僕も普遍的感謝を持てるかどうかはとても重要なことだと理解しています。あらゆるものへの感謝を持てるなら、それだけで幸福感は高まります。
脳の島皮質が活発になり幸福感を感じやすいからです。

また、当たり前のことでも当たり前だと決めつけなくなることも大きいですね。
それはすなわち、「有り難い」ことをきちんと認識できていることになります。

「有り難い」とは、「有る」ことが「難しい」
有って当然ではないという意味ですから。

だから感謝とは有り難うと言うんですね。

そして普遍的感謝ができた状態であれば自然と恩恵的感謝もできるはずです。
そう考えれば普遍的感謝が重要であることはもはや当たり前だとさえ言えます。

ですが、その状態にたどり着くためには恩恵的感謝も欠かせないと思うのです。

僕は行動こそがその人となりを作ると思っています。
だから、普段から心を込めて感謝のできる人物は、次第に意識しなくても感謝の気持ちを持てるようになると思っているのです。
つまり、恩恵的感謝をし続ければ普遍的感謝を持てる人物になれるということです。

そう考えると、たとえ今普遍的感謝を持てていないとしても恩恵的感謝を丁寧にし続けることが大切なんだということが言えるはずです。

僕はそのような考えを持っているので、恩恵的感謝も大切であり必要だと考えます。

瀬戸内寂聴さんの言葉

最後に最近偶然出会った言葉を紹介して終わろうと思います。
それが瀬戸内寂聴さんの言葉で「愛は見返りを求めない」というものです。

これはまさに普遍的感謝を持つ状態に近いのでは?と感じたのです。

誰かがそこにいる、何かがそこにある、それ自体に感謝している、愛を持っているのであればそれだけで十分だと感じる。

それってすごく素敵だなあ、と僕は感じました。
何かをしてあげたらどうしても「◯◯してあげたのに・・・」というように思えてしまうのが人間です。ですが、そこを普遍的感謝を持って、愛を持って行うことで、見返りがなくても心穏やかにいられる。

こんな状態になれるといいですよね!

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
今回は2つの感謝についての記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!


恩恵的感謝

別名Doingの感謝。
何かをしてもらったり、何かをもらったりしたときにする感謝のこと。

普遍的感謝

別名Beingの感謝。
感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方のこと。

どちらが必要?

重要なのは普遍的感謝。しかしそれを持つにはハードルが高い。
だからこそ、恩恵的感謝を丁寧に継続することで普遍的感謝を身につけたい。

瀬戸内寂聴さんの言葉

「愛は見返りを求めない」


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!


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