2019年 映画ベスト10(外国映画編)
note 始めました。映画のことを色々と書いていこうと思います。2019年も映画館、レンタル、動画配信とたくさんの映画を観ましたが、2019年に劇場公開された新作映画の中で、外国映画・日本映画のベスト10をそれぞれ発表したいと思います! 色んな人の口コミが見れる映画レビューサイトFilmarksのリンクも載せてます。まずは外国映画から。
外国映画1〜5位
1位:『細い目』 (監督:ヤスミン・アフマド/マレーシア)
マレー系女子と中華系男子のラブストーリー。多民族国家マレーシアの社会背景をとても上手く盛り込んだストーリーテリングが最高の傑作。
2位:『家族を想うとき』 (監督:ケン・ローチ/イギリス)
引退撤回後のケン・ローチの勢いがすごい。いつものサッカーネタに笑って、家族の話に涙する。不条理な社会に対するメッセージ。
3位:『マリッジ・ストーリー』 (監督:ノア・バームバック/アメリカ)
Netflixオリジナル作品。タイトルとは裏腹に離婚の話。ポスター画像や冒頭の仲睦まじいシーンからのギャップにやられてします。アメコミ超大作でおなじみの主演二人の演技合戦も見もの。
4位:『ジョーカー』 (監督:トッド・フィリップス/アメリカ)
さすが、ホアキン・フェニックス! ジョーカー役を見事にものにした。この時代だからこそ作られたジョーカー誕生の物語。
5位:『スパイダーマン スパイダーバース』 (監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン)
コミックの表現とアニメが見事に融合した新感覚の映像体験! 脚本がフィル・ロードな時点で面白いことは間違いなし。とてもポップで音楽もカッコイイ。
外国映画6〜10位
6位:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 (監督:クエンティン・タランティーノ/アメリカ)
タランティーノ作品を同時代に観れているだけで幸せ。シャロン・テート事件やマカロニウエスタン、1960年代後期のヒッピー文化な社会背景などを知っておくとより楽しめる。
7位:『バーニング 劇場版』 (監督:イ・チャンドン/韓国)
村上春樹の短編小説「納屋を焼く」が原作。どこまでが本当なのか、とても不思議な感覚にさせられるミステリー。夕陽の中のダンスに差し込まれるマイルス・デイヴィスのジャズ、屈指の名シーン。
8位:『グリーンブック』 (監督:ピーター・ファレリー/アメリカ)
チンピラ白人の運転手と裕福な黒人ピアニストによる南部への音楽ツアー。やがて芽生える友情、そしてなぜ差別の激しい南部へのツアーを決めたのか。マハーシャラ・アリの演技は絶品で、とてもよくできた作品。
9位:『バジュランギおじさんと、小さな迷子』 (監督:カビール・カーン/インド)
シャヒーダーがとにかくカワイイ! 迷子の親を探すとてもシンプルな話の中に、インド・パキスタン対立への平和的なメッセージが詰まっている。笑って、泣いて、感動する。とても良質なインド映画。
10位:『女王陛下のお気に入り』 (監督:ヨルゴス・ランティモス/アイルランド、アメリカ、イギリス)
女王とその寵愛を競い合う二人の女中による欲望と野心と愛憎にまみれたブラックユーモアドラマ。不条理な宮中の展開が面白い! 女優3人の演技合戦が見もの。オリヴィア・コールマンはアカデミー賞で主演女優賞を受賞。
<まとめ>
2019年は、映画館の興行成績も絶好調で過去最高になる見通し。アベンジャーズやスターウォーズ、トイ・ストーリーなどの人気シリーズの最新作が大ヒット。それにNetflixではアイリッシュマン、2人のローマ教皇などの良作も連発するなど動画配信もオリジナルを多数製作で観るのが大忙し。
あれもこれも入れたい気持ちをグッとこらえて10本に絞りました。かなり個人の好みは反映されていると思いますが、ある程度の本数を観ての発表です。
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