映画配給会社応援! 動画見放題プラン第二弾
こんにちは。
前回ミニシアター系の配給会社のプロジェクト「Help! the 映画配給会社」の動画配信プランの第一弾を紹介させていただきました。
今回は、第二弾を紹介させていただきます。
前回は作品ラインナップを全部書いていたんですがすごいボリュームだったし大変だったので、リンクを貼りつつ主な作品と特徴の説明をメインにしたいと思います。
・第一弾 5社90作品
・第二弾 8社137作品
第一弾に比べてボリュームアップしています!
▼彩プロ
30作品/1,950円/3ヶ月間
▼主な作品
『籠の中の乙女』 ヨルゴス・ランティモス
『o.5ミリ』 安藤桃子
『ニューヨークの巴里夫』 セドリック・クラピッシュ
『新しき世界』 パク・フンジョン
『名もなき塀の中の王』 デヴィッド・マッケンジー
『さざなみ』 アンドリュー・ヘイ
『弁護人』 ヤン・ウソク
など
邦画からアジア、ヨーロッパまでかなり豊富!
アカデミー賞作品『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督の初期作があったり、安藤桃子監督があり、『新しき世界』は韓国ノワールの傑作でいい映画が多いです。
・彩プロのnote
▼アンプラグド
5作品/1,800円/3ヶ月間
▼主な作品
『あまくない砂糖の話』 デイモン・ガモー
『すばらしき映画音楽』 マット・シュレーダー
『あなた、その川を渡らないで』 チョン・モヨン
など
こちらは作品数は少ないですが比較的近年公開された作品ばかりです。 中でも『すばらしき映画音楽』は映画音楽の作曲家たちが総出演するようなとても素晴らしいドキュメンタリー!
良い作品ばかりです。
・アンプラグドのnote
▼エスパース・サロウ
16作品/2,000円/3ヶ月間
▼主な作品
『いのちの食べかた』 ニコラウス・ゲイハルター
『人生、ここにあり!』 ジュリオ・マンフレドニア
『フランシス・ハ』 ノア・バームバック
『嗤う分身』 リチャード・アイオアディ
『We Margiela マルジェラと私たち』 メンナ・ラウラ・メイール
など
食べ物に関するびっくりなドキュメンタリーや、Netflixの『マリッジストーリー』がアカデミー賞にもノミネートされたノア・バームバックの作品までこちらもいい映画が目白押し!
ファッション好きな方であればマルタン・マルジェラのドキュメンタリーなんかは注目です。
・エスパース・サロウのnote
▼オンリー・ハーツ
30作品/1,490円/3ヶ月間
▼主な作品
『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』 ハンス・ペーター・モランド
『昔々、アナトリアで』 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
『デタッチメント 優しい無関心』 トニー・ケイ
など
こちらは個人的に観てない作品が多かったです。こんなに観てないことってあるんだろうかというくらい知らないのも多かったです笑
ナチスものや犯罪アクションなどのジャンル多めで、『ファイティング・ダディ』みたいな作品や、アモス・ギタイとかヴィム・ヴェンダースら作家性ある監督、レア・セドゥの初期作があったりと"掘り出し物"がある感じです!
・オンリー・ハーツのnote
▼サンリス
6作品/700円/3ヶ月間
▼主な作品
『ロスト・イン・パリ』 ドミニク・アベル、フィオラ・ゴードン
『若い女』 レオノール・セライユ
『私の20世紀』 イルディコー・エニェエディ
サンリスは比較的新しい配給会社でラインナップも少ないですが、どれも最近まで劇場公開されていた作品ばかりで良さげなものが多い!そして安い。
『ロスト・イン・パリ』はジャック・タチのような現代コメディで大好き。他も気になっていたのに劇場で観れていなかったのばかりなのでこのテイスト好きな人は要チェック!
・サンリスのnote
▼シンカ
25作品/2,480円/3ヶ月間
▼主な作品
『アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影』 クラーチェ・クイラインズ
『A Film About Coffee』 ブランドン・ローパー
『これが私の人生設計』 リッカルド・ミラーニ
『バンクシーを盗んだ男』 マルコ・プロゼルピオ
など
こちらはラインナップがかなり豊富です! 上記の主な作品以外にもマフマルバフの『独裁者と小さな孫』とか良い作品が多い。特に個人的『アントン・コービン〜』は大好き。U2とか一流アーティストのフォトグラファーとして活躍するアントン・コービンのドキュメンタリーですが最高です。
ボリュームも多くてオススメです。
・シンカのnote
▼ハーク
15作品/2,480円/3ヶ月間
▼主な作品
『王の運命(さだめ)歴史を変えた八日間』 イ・ジュイク
『暗殺』 チェ・ドンフン
『ゴールデンスランバー』 ノ・ドンソク
など
ハークが今回ラインナップで出してきたのがほぼ韓国映画のアジア作品。
多くのミニシアター系配給会社が参加しているので差別化の意味もあってか、伊坂幸太郎のゴールデンスランバーの韓国版も入ってたり歴史アクション大作もあったりしてアジア映画好きにはオススメ。
・ハークのnote
▼マジックアワー
10作品/1,000円/3ヶ月間
▼主な作品
『馬々と人間たち』 ベネディクト・エルリングソン
『フレンチアルプスで起きたこと』 リューベン・オストルンド
『立ち去った女』 ラヴ・ディアス
など
マジックアワーのラインナップは10本と少なめですが北欧の秀作からアメリカのドキュメンタリー、そしてフィリピンのラブ・ディアス監督作品までとラインナップが幅広い。『フレンチアルプス〜』は人の心理をついていて面白いんですが、そういうちょっと違った視点の良作が多いのでオススメです。価格も安い。
・マジックアワーのnote
最後に
たくさんあるのでやっぱりさわりぐらいしか紹介できませんでしたが、配給会社それぞれに個性があるんだなーと再確認。
ひと作品ずつ見ていて楽しかったし気になっていたのに見逃していた映画はやっぱり観たいと思ったし、この機会にチェックしてみようと思いました。
ようやく映画館に行けそうな雰囲気にはなってきましたが、まだまだ急には戻らないと思うしおうち時間に慣れてきてもいるのでこういう動画配信も観ながらバランスよく映画を楽しめたらと思います。
最後までありがとうございます。
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