見出し画像

【戦争】今なぜ、作家はウクライナに行かないのか?

ふと思うんです。
スペイン内乱の時は、
1936年〜1939年ですが、
ヘミングウェイ(アメリカ)や
ジョージオーウェル(イギリス)、
アンドレマルロー(フランス)
錚々たる作家たちが、
義勇兵として参加したんですよね?

第二次世界大戦でも、
1939年〜1945年ですが、
ヘミングウェイや
カメラマンのロバートキャパが
戦争に従軍しました。

ベトナム戦争では、
開高健や日野啓三、近藤紘一、
カメラマンではロバートキャパ、
沢田教一や一ノ瀬泰造らが
報道記者、報道写真家として
戦場に行きました。

ところで、今のウクライナ戦争で
報道作家、報道写真家は
どれくらいいるんでしょう?

最近、いやもっと前の傾向では、
朝日新聞や読売新聞は、
自分ところから特派員は出さず、
非正規のフリーランスの
ジャーナリストたちが
撮影してきたものを買い取る、
というのが流れになりました。

でも、こんだけ、
You Tubeやスマホがあれば、
誰でも報道ジャーナリストに
なれますね。
なろうと思えば。

ただ、20世紀とはちがい、
この21世紀は、そんなに
現場、戦場に行くこと自体に
あまり価値は置かれていない。

むしろ、ウクライナへの渡航は
外務省的には、非難されている。

日本でも、政治家が二人ほど、
ウクライナに行きましたが、
帰ってきての第一声は、
勝手にウクライナにいき、
すみませんでした、だった。

ヘミングウェイや
ジョージオーウェルは
謝罪したりしただろうか?

キャパは?
沢田教一は?
開高健は?

なぜだろう? 
管理の徹底化?
規則至上化?
ちゃんとしなきゃ体質?

なんだか、窮屈な時代に
なっちゃったのかな?

うん、ところで、
すぐ世の中を嘆くけど、
その前に、私はどうだろう?
ウクライナに行く気はないか?

私みたいな、
IT音痴で、
ユーチューブひとつ使いこなせないまま
自分は現地にいっても、
ただただ、お荷物になるだけか。

ならば、現地で、noteに投稿したら?
それなら、文と写真だけなら
私にだってできそうだ。

ただ、まだうつ病中だ。
一日がんばれば、
2日間は寝てしまう。
でも、現実はそれを待ってくれるほど
甘くはない。

それにコロナウイルスを
広める媒体になるのは間違いない。

スペイン風邪があんなに広がった
第一の理由は、世界中から
兵士が集まったり帰国したから
でしたね。

ああ、せめてロシア語が
堪能だったならば?
大学時代、ロシア語、 
止めなきゃ良かったなあ。悔しい。

ああ、何か、得意なことがあったら、 
こうした時に幸いするのに、、、。

とはいえ、
「はい、日本から着の身着のままで
やってきました」で、
なんとかなる時代ではない。

それよりも、
ベトナム戦争の時とは
ちがう何かが、
今回のウクライナ戦争には
ある気がするんです。

私みたいな、
何の関係もない?
地球の真裏にいる人間が、
当事者ごとのように、
気持ちをこめられない、
気がするんです。
 
うん?
何の関係もない?
それは本当にそうだろうか?

どこまで関係があれば、
当事者ごとで、
どこまでしか関係がないなら、
他人事なのか?
そんな基準はないのでは?
ただの主観だろう?

ならば、私はなぜ
ウクライナに赴かないのか?

いや、その問い方では
何も産まないだろう?

こう疑問にした方がいい。
私は何があったら
ウクライナに行くだろう?

しばらく考えていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?