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【人生の意味】私は不要不急な人?必要?

不要不急。
自分の仕事は必要か不要か?
自分という人間は必要か不要か?
それをこんなに考えさせらるとは…。

私は娯楽を仕事にしてきたから、
ほぼずっと、自分の仕事は
不要不急か?考えてきました。
負い目がずっとあったので…。

答えは、どうでしょうね?
不要不急でもあり、
否でもあるでしょう。

答えは、みな、自分で作るしか
ないように思えます。
また、不要だから悪い訳でもないような。
そんな微妙な感触で、
受け止める他ないようですね。

今朝の朝日新聞に、養老孟司先生が、
解剖学の研究者として、
ずっと、不要かどうか自問自答してきた
と書いておられる。

東大の教授だから、
その給料は、国の税金である。
毎月、幾人もの死体を解剖する。
病院勤務ではない、
また、特効薬の開発にすぐ
役立てる訳ではない。

学生紛争時代には、
養老先生の解剖教室に、
ゲバ棒を持った活動家の学生が来て、
こんな非常な事態に悠長に
研究などして、けしからんと
詰め寄ったらしい。

頭でっかちに「革命ごっこ」に
逆上せた学生というのが、
どれだけ愚かかを
養老先生は別に問わない。

むしろ養老先生の中で
ずっとわだかまっていた
自分の仕事は不用か必要か?
自分は30歳近くにもなり、
未だにモラトリアムではないか?
そんな気持ちを強めることになったと
書いておられる。

確かに、今、病院で最前線にたつ
お医者さんは大変重要なお仕事だ。
保健所の方々もそう。
製薬会社やマスク会社、防護関連会社は
みな、必要欠くべからざる仕事。

マスメディアはどうか?
役人はどうか?
政治家はどうか?
ライターはどうか?

人を無闇に惑わすような
政治家やマスコミ記者は
不要不急、いやそれ以下かも?

まして、私の仕事は漫画という娯楽で、
しかも、その職場すら
うつ病で通えていない私なんて、
世の中にはあってもなくても
いいに違いないですね。

noteやブログもまさに、それ…。
どんなにサカダチしても、
不要不急には違いない。汗。

それでも?それだからこそ?
自分に何ができるか、
目ん玉を見開いて、
自分の役目を見つけ出すしかないでしょうね。

養老先生は、
やっぱり面白い話をしてくれるなあ。
こんなおじいちゃんが
近所にいたら毎日遊びに行って
話をねだりたくなる。

少なくとも今必要なのは、
過剰に答えを求めない
粘り腰でしょうか?

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