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お好み焼きは、鉄板の思い出

今日は粉もんの日。
中学の帰り道は時々お好み焼き屋さんに
行きました。友人と。
先生や親には内緒です。
35年前も、やはり
買い食いや立ち寄りは禁止だった。

机位もある大きな鉄板を前にすると、
なんだか妙に安心して、
解放的な気持ちになって、
悩み事や好きな女子の話を、
相談してました。

鉄板が目の前で熱くなる、あれが
いいんですね。なんだか。
別の場所の鉄板でお店の人が
焼いてくれるのは、
ダメなんです、雰囲気が出ない(笑)。

よく行ったお好み焼き屋さんには、
焼そばをとき卵で固める
「せち焼」というのが絶品でした。
これ、自分たちじゃできなくて、
毎回おばさんにやってもらいました。

鉄板を見ると、
ちょっとそれだけで、
涙が出そうになります。
イジメや初恋や進路の事を
友人と話し合った思い出で、
心がじんわり温かくなるから…。

今日はお好み焼きかたこ焼きでも
テイクアウトしますかね。

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