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【女子会?】私、とうとう透明人間になりました?

最近、私はどうも透明人間に
なることができるようになった?
いや、なってしまってるらしい。

それは、ある日の午後。
仕事場で、私の席の後ろの方で、
女子たちがワイワイ
盛り上がっているのです。
話の中身は、聞こえてくる単語から
察するに、どうも血液型占いらしい。
女子の構成は、20代が4人。30代が2人。

しばらくして、
そこにいる若手の男子にも
何型か?聞いて、占いだした。
新しいタイプの血液型占いらしい。
異性がまざったことで、
盛り上がりはヒートしていく。

そこに居合わせた男子は
52歳の私と
20代ややイケメンとの二人だけ。
さーて、次は私が訊かれる番かな?
ドキドキしながら、
仕事の手を休めずに
しかし、耳だけは大きくして
私は待っていました。
数年前なら、
いつも女性の漫画家やデザイナーで
女子ばかりの輪に男は私一人だけという
状況が当たり前でしたが、
編集を離れて以来、こうした
ガールズトークは懐かしいなあ。

と、私はむっつりと待っているのですが、
数分たっても、10分たっても
なかなか、呼ばれません。
20代男子は女子の輪にすっかり
馴染んで、みんなで、
恋愛とか結婚とかを占いながら、
キャーキャーいってるんですが…。

そうです、そうなんです。
私は、52のオヤジは、
20代の彼女たちの目には
入っていないんです。

一度ちょっと席を立とうとして
また座り直して、
動いてみたんですが、
やっぱり私のことは
見えていないのでした。

もはや透明人間なんです。
目に入ってないんです。
うわー、うわー。
我ながら、ショック。

でも、これを読んでいる
女性たちからしたら
きっとそれで当たり前でしょうね。
そうですよね。。。涙。。。
勘違いしてるのは私の方か…。

私が彼女らの目に入ってると
思いこんでいたのが、
むしろおかしいというか、
コイバナの時の仲間には
思ってもらえない訳ですね。
ああ、悲しい!悔しい!ふがいない!

これが、オヤジの運命なんですね。
ちょっと目が覚めました。
なんともお粗末なお話でした。

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