本屋さん探訪レビュー。第1回は「書原」つつじヶ丘店
本屋さんに対して、
私が個人的な感想をお話し、
店員さんの気配りや陳列を、
星で表す本屋レビュー企画。
題して「本屋さん探訪レビュー」。
まず最初は、月に何回か行きたくなる
隣り駅の「書原」つつじヶ丘店さん。
店内は、入った瞬間、
ここはきっと本好きな店長か店員が
しっかり本を陳列してるな?
とワクワクしてしまうお店です。
店内の導線がやや複雑ですが、
本好きは、奥にある人文コーナーの
充実ぶりでテンションが上がる。
思想、哲学、心理、歴史の話題本が
この店の規模としては
破格のスペースをとっていて好感。
更に文庫コーナーがとても画期的。
棚自体は、新潮、角川、文春、講談社と
しっかり会社別に並べられてるけど、
その下、つまり平積みスペースは
出版社別では並べていない。
店長?店員さんの計らいで、
若手人気作家グループ、
趣味のエッセイ本たち、
調布市ゆかり作家(水木しげる先生など)
経済・経営本たち、
日本人ミステリー、
外国人ミステリー、
戦争関係全般、
村上春樹コーナー、
文豪アンソロジー、
といったカテゴリー分けで、
平積みされている。
本好きでない人からしたら、
ちょっと最初は戸惑うかも?
でも、これは本好きな店員さんの
脳内を気持ち良く漂う遊び心で。
レジで待っていると、
脇には手に届く範囲で
興味ある本たちが並べてる。
店員さんはなかなかの策士と見た(笑)。
また、女性向けのファッション雑誌、
ライフスタイル雑誌も充実しています。
人文好きに良し、女性に良し、
文庫好きに良し。
つつじヶ丘駅には、
この「書原」以外に、
駅ビル内部にチェーン店「啓文堂」
つつじヶ丘店があるけれど、
昔ながらの本屋さんが進化したような
懐かしさと好感が共に持てる「書原」。
最近、都内にいくつかあった同店舗が
閉店などして減ってきたけど、
頑張って欲しい「書原」さん。
希望と現状を鑑みて、星3つ半。