マジメ人間VSほどほど人間?

高校の文化祭では、焼きそば、お好み焼きの
出店をだしました。

何がきっかけか、文化祭の、
クラスのリーダーみたいな役をすることに。

お好み焼き屋さんから鉄板を借りたり、
看板作ったり、紙コップを買い出しに行ったり。

そういう時、
集団は必ず3つにわかれます。

文化祭に熱く取り組むグループ。
成績に関係ないから文化祭に
ほどほどに取り組むグループ。
3つめは、その中間のグループ。

熱いグループは真面目。
ほどほどグループはクール。

しばしば、人間の集団は
こうした両極端に分かれる。
どちらも間違っていない。

ただ、若い時は反対側グループに賛成できない。

真面目グループは、
みんな真面目にやろうよ、と
自分を押し付けがち。

ほどほどグループは、
反対側がキモいからか、
距離ができてしまう。

部活やサークルでも、
こうした2極化がありますね。

タチがわるいのは、
真面目グループが自分が正義と思い込んで、
ほどほどグループを弾圧する時。

昔、学生運動で形成された連合赤軍では、
仲間のほどほどグループを
真面目なリーダー側がリンチし、
殺人事件まで起こしました。

真面目と正義は一つに重なる時、
ろくな事がありませんね。

私は高校の文化祭のリーダー時代、
正直、ほどほどグループが
理解できなかった。

真面目に取り組んだら得る事も沢山だから、
不真面目は勿体ないと思ってました。
今は、どちらもアリだと思います。

バラバラなはずの全員を、
一つの考え方で縛るのはとても恐ろしい。

ヘイトスピーチが気味悪く不快になるのは、
自分を正義と見立てて反対側を
認めないからですね。

私も、文化祭では、
ヘイトスピーチャー寸前だったのでした。汗。

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