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【太宰治】桜桃忌はもうすぐ。今年は太宰の墓前に行って来よう。

梅雨入りして、紫陽花が咲くと、
ああ、太宰の命日だと思う。
思うんでずが、
なぜか毎年、6月19日には
桜桃忌を忘れて、
会社に行ったり、
あ、これは当たり前か…。

一度は、菩提寺である三鷹の
お寺に行って、
桜桃忌のイベントになっている
墓前参りに参加してみたいなあと
ずっと思っているのに。

それに、太宰の菩提寺・禅林寺に
自転車で10分の場所に私は
住んでもう10年だというのに。

でも、絶対に行きたいなら、
きっと、とっくの昔に行ってますよね。

自意識過剰の人見知りには、
誰も知り合いがいない集まりに
行くのは、ハードルが高いからか。

でも、でも、でも、
本質は自分が人見知りだとか
そんな話じゃないですよね?

まずは、真っ先に
太宰治のファンとして
感謝と追悼を祈らなくては。

さて。太宰治さんには、
どんな報告をしましょうか。  

「私は青春時代、あなたに随分
かぶれてしまいました。
でも、
50才を過ぎて読むあなたの作品は
それはそれはとても面白いんですよ。
歳月をえるごとに面白く感じます。
太宰さんが込めた思いは、
自殺や生死だけではないことを、
人生は地獄ではないことを、
こんなにも魅力たっぷりに
教えてくれたのは、
太宰さん、あなた自身です。

あなたから人生をたくさん
学んだ文学青年や文学老人は
いっぱいいます。
あまり自己卑下しないで、
サービス精神と、
笑わせたい心で、
我々を楽しませてくださいね。
僭越なことを言ってすいません」
この報告、
太宰さんなら、
及第点スレスレか、落第かなあ。
もう少し練ってから
墓前に行った方がいいみたいですね。
(汗)

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