20代がこれから始める資産形成のはなし/札幌ファイナンシャル・プランナーのススメ
数あるブログの中から、私の記事に目を止めていただきありがとうございます。
初めて読んでいただいた方に簡単に私の自己紹介をさせて頂くと、北海道札幌市でお金の相談(保険、住宅ローン、資産運用)をお受けするファイナンシャル・プランナーの鈴木と申します。
<プロフィール>
鈴木淳也 37歳 FP事務所TLC代表
共働き家計専門のファイナンシャルプランナー。
家庭では、料理・家事・家計管理が好きな一児の息子がいるパパです。
大学卒業後、銀行に就職。仕事には満足していたが、仕事の都合で家族と離れ、転勤をする生活に疑問を感じ、自分の時間も作れて、且つ大好きな金融の仕事もできるファイナンシャルプランナーとして独立。
家族と趣味を大切にするため、時間を作るコツを常に考えています。
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(特に生命保険、資産運用、住宅ローン相談が得意なFPです)
本日は、「20代がこれから始める資産形成のはなし」というテーマで記事を書きました。
この記事は、20代の方がこれからどのように資産形成を始めれば良いのかが分かるように書きました。
女性の2人に1人は90歳まで生きるという現実
現在日本は世界一の長寿国です。
女性を例に出しますと、女性の2人に1人は90歳まで生きると言われています。
長生きする事自体はとても良いことだと思います。やりたい事ができますし、私も100歳以上は長生きしたいと思っている派です。
しかし長生きするには一つ大きなリスクがあります。
それは不健康でも生き続ける可能性がある
ということです。
健康で、やりたいことができる状態で長生きができれば最高に良いことなのですが、全員が健康に長く生きれるわけではなく、健康ではない状態のまま長生きをしてしまう人の方が多いのが現実です。
健康じゃ無いなら生きたくないと言っても現実問題として今の医療技術の発達により、どうしても長生きしてしまう可能性があるのです。
平均寿命と健康寿命という言葉はご存じでしょうか?
平均寿命とは、その年に生まれた子ども(0歳児)が何年生きられるかを表した数値のことをいいます。
健康寿命とは、元気に自立して過ごせる期間の事をいいます。
現在の女性の平均寿命が87歳、男性が81歳と言われていますが、健康寿命は女性が75歳、男性が72歳と言われています。
これは何を意味しているかと言うと、平均寿命と健康寿命の差が、健康ではない期間を表しています。
女性 平均寿命 87歳 ー 健康寿命 75歳 = 12年
男性 平均寿命 81歳 ― 健康寿命 72歳 = 9年
上記の通り、女性は12年間、男性は9年間健康ではない状態で長生きをしなければならないという事になるのです。
また日本は前段でもお話をしておりますが、長寿国であり、高齢者(65歳以上の人のことを言う)が年々増加しています。
確かに日本の国の制度は世界的に見ても手厚いと言われていますが、今後社会保障制度の内容は良くなることは恐らく無いと思います。
むしろ改悪になっていくものと考えられます。
ということは、社会保障だけに頼りすぎると、もしあなたがご病気になった際に、長期間にわたってお金に困ってしまうという可能性がある為、制度に頼らず、ご自分で準備する必要があります。
20代から貯蓄をするべき理由
20代から私は貯蓄を始めるべきだと考えています。
勿論、20代の内にお金を使って自己研鑽をして、ゆくゆくは起業するということも良いと思いますが、できればお金は貯蓄した方が良いと思っています。
よくホリエモンやその他の実業家は貯金はしない方が良い。全部使え。自己投資にあてろなんて言葉を発しているのを目にしますが、私はお金をむやみに使うことをオススメしません。
また貯蓄が無い状態というのもとても危険なんです。
理由は下記のInstagramの投稿にも載せているのですが、貯金が無いと人は頭が悪くなるんです。
私が実際に体験したことなので、参考にされて見てください。
また、年金制度も今よりも改悪になることが想定される為、老後の備えは今からでも始める必要があります。
ただ、収入も低い20代から貯金ができるのか?という話になるのですが、20代から貯金をしていかないと、今後更に貯金ができない状況になります。
例えば独身のまま一生を終える!と決めている方であれば、貯金ができるタイミングは今後もあると思いますが、仮に結婚をした場合で、その後出産となると、子供の教育費等の出費が掛かります。
その場合はご自身が想像しているよりもお金が掛かります。
かと言う私も息子が一人いますが、思っている以上にお金が掛かってます(´;ω;`)
特に習い事が…助けて〜(つД`)ノ
となるわけです。笑
因みに今の20代の方は、最も貯金がしやすい世代だと私は思っています。
今は20年以上前と比べると、物の価値が下がっています。
確かにディズニーランドのワンデーパスポートや缶コーヒー、タバコ、食料品等は値段が上がっていますが、例えば娯楽や知識、スキルを身に付けることを例にとって見たらどうでしょう?
例えば動画を見るにしてもYouTubeは無料です。
本も図書館であれば無料ですし、Amazon unlimited を利用すれば月々500円程度で数百万種類の本が読み放題です。
ゲームもスマホゲームで無料で利用できるものもありますし、情報や娯楽を得ることに関してはほぼ無料か、そこまで使い込まなければとても安価で利用ができます。
また料理もプロの作り方をYouTubeで無料で学べます。わざわざ外食しないでも、美味しくご飯が食べられます。
ようは自分でやる!と決めて、なんでも学ぶ姿勢になれば、お金は掛からない時代なんです。
また飲み会等の会社の強制的なものも、私が20代の頃に受けてきたアルハラのようなものも無くなりつつあるようで、行きたくない飲み会は断り易い環境にあると思います。
因みに私は銀行員時代、週5の強制飲み会で預金はほぼありませんでした…
支出は抑えようと思えば抑えられる環境にあるということなんです。
因みに
「貯蓄額の目安どれくらいなの?」
というご質問に、私は
「生活費の1年分があれば望ましいです。」
とお答えしています。
例えば月々の生活費が20万円だったとすると、20万×12ヵ=240万の貯蓄はあった方が良いということです。
貯蓄が生活費の一年分あれば、なんとか生活を立て直せると思います。
1年分の貯蓄が出来たら資産運用を考える
1年分の貯蓄ができたら、まずは資産運用を考えてみましょう。
なぜ若いうちから資産運用を考える必要があるかというと、資産運用は長期投資であればあるほど、リスクを軽減できる投資方法があるからです。
*因みに短期で増やすFX等については、いつから始めても変わりませんが、初心者の方が始めるのはそもそもオススメしません。
その方法は、
積立投資(ドルコスト平均法)
と言います。毎月同じ金額で、株式や投資信託等を購入する方法になります。
毎月低額で、かつ長期で運用することができれば、価格のブレを抑えることができる為、短期で運用するよりもリスクを軽減することが期待できます。(元本割れのリスクは勿論あります)。
毎月コツコツ積み立てをする方法で、私がオススメしているのは以下の3つです。
①つみたてNISA
②iDeCo
③変額保険
これらの3つの制度や保険を活かして、あなたのライフプランや投資経験、理解度等を鑑みて、始められる事をオススメします。
ご自身にあった積立の方法を検討して見て下さい。
稼ぐ力を身に付ける
皆さんは未だに日本は終身雇用があるので安心と考えられていますでしょうか?
こちらの動画をご覧ください。
こちらの動画でもご説明していますが、日本は既に終身雇用は崩壊しています。勿論すぐに正社員のクビを切るという事はできないと思いますが、今回の流行病の影響もあり、多くの会社は疲弊しています。
いつ会社をクビにされるか、又は会社が倒産するかわからない時代の中で、収入源が一つ(勤務先のみ)というのはとてもリスクがあります。
そこで私がオススメしたいのは稼ぐ力を身に付けるということです。
私は常に多くのご相談者様にお話をしているのですが、副業を始めることをオススメしています。
ご自身で稼ぐ力があれば、仮に老後資金の備えが無かったとしても、副業収入と年金だけで生活をすることもできます。
また今の会社が嫌なら辞めて、好きなように、生きたいように暮らしていくことも可能です。
まとめ
如何でしたでしょうか?
今後国の制度はどんどん改悪になっていくと予想されます。
年金も貰えるかどうか分からない20代や30代は、損をしていると言われていますが、私はむしろ40代、50代の方で今まで日本は安全と考え、資産形成をされてこなかった方達と比べると、むしろ良い時代に産まれた世代の方達だと考えております。
なぜなら時間は20代の方が、40代、50代の方と比較してもあるからです。
また、資産運用を手軽にできる時代でもあります。
以前は投資はお金持ちがするものでしたし、ネット証券を開いて、自身で運用するなんて事は出来ない時代でした。
また稼ぎ方やスキルの付け方に関する情報も、無料で得ようと思えばいくらでも手に入りますので、あとはやるかやらないかだけなんです。
皆様の資産形成が成功する事を願っております。
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