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【VOICE vol.3】工事部社員座談会

ジュントスで働く人々の魅力を掘り下げるnote。vol.3では、工事部に在籍する経験年数10年以上のベテラン2名と、若手のホープとして活躍するスタッフ1名による座談会を開催。それぞれの立場から見たジュントスの魅力や課題、仕事に対する思いなどを自由に語り合ってもらった。

1)座談会メンバーの紹介

2)新しい教育体制について

岩下:まず、二人は仕事をする時に意識していることってある?

具志堅:毎日、目の前の仕事にただ向き合っているという感じなので、特別意識していることはないですね。もう、自分のままでいくだけという。

岩下:響(具志堅)は絶対そうだよね。まあ俺も実際はそうだけど(笑)、強いて言うなら、作業に関しては「速く丁寧に」を当然意識しているかな。人材に関してはここ数年、教育に力を入れるようにしているけど、やっぱりこの業界は危険とかきついとかイメージがあまりよくないから、若手が入らないし、なかなか育たないという課題はあるよね。

奥:僕の場合は同じ種類の橋を続けて経験できたのがよかったですね。おかげで仕事を早く覚えられたと思います。

岩下:俺らの仕事は基本的に反復する機会が少ないからね。最初にやった作業をまた経験するには、新しい現場に行くしかない。施工が終わるまで長くかかる橋もあるから、どうかしたら1年以上やっていないような作業もある。だから教育体制を見直そうということで、トレーニングセンターを作ったりして、色々と試行錯誤しているんだよね。

奥:今の新人さんはトレーニングセンターで反復練習ができるので、そういう意味では基礎をある程度身につけられていいと思います。ただ現場も経験している僕が思うのは、まず最初に実際の橋を見せてあげた方がいいんじゃないかなと。ゼロの状態からいくら練習しても、その作業が現場でどう使われて、どうやって橋になるのかが結構イメージしづらいんですよ。

具志堅:イメージがついていないと、練習してもモチベーションが上がらんかもね。

奥:そうなんです。せっかく練習できる環境があっても、本人の意欲次第というか、「練習させられている」という感覚になってしまうのはもったいないかなと思います。

3)同業他社とは違う魅力について

岩下:ジュントスが同業他社と違うところって何だと思う?俺はここ以外で働いたことがないからわからないけど。

具志堅:自分らもですよ(笑)。難しいですね。

奥:う〜ん、時間遵守とかですかね?

具志堅:それは社会人として当たり前やろ(笑)。

岩下:難しいね(笑)。課題で言ったら、ジュントスは未経験者も歓迎しているけど、やっぱり戦力不足は否めないよね。3〜5年経験を積んだ選手がもっと増えてくれればいいなとは思う。

具志堅:その分、若手が多いのはいいところですよね。会社として先があると思うし、自分も一緒にやっていて楽しいですもん。生き残る率が低いというのは同時に課題でもありますけど。

岩下:こういう機会だから言うけど、大登(奥)は今3年目だけど、図面も見られるようになったし、ある程度任せられるところまできたと思うよ。現場でも若い子たちを引っ張っていけると思うし、期待値もどんどん上がってる。

奥:お〜、それは初耳です!ありがとうございます。今日来てよかった(笑)。

4)求めている人材について

岩下:どういう人と働きたいとか、どんな人が工事部に向いているとかある?

具志堅:自分から求めることは特にないですけど、コミュニケーション能力はある方がやりやすいかもしれませんね。それこそ、大登はムードメーカーみたいな感じよね。

奥:やっぱり先輩たちは貫禄があるし職人気質なので、新人さんからしたらちょっと怖いですよ(笑)。僕はおしゃべりだし、結構誰とでも話せるから、橋渡しをするのも自分の役目だと思っています。

岩下:怖いか(笑)。明るく元気な子であれば十分、と言おうとしたけど、確かにコミュニケーションがとれるのは大事。もちろん、作業中に何か困っていそうだったら、こっちから察してアドバイスするようにはしているけど、自分からも気軽に話してくれるといいよね。

奥:作業ができるとか覚えが早いとかよりも、普段の何気ない会話ができることが一番重要だと思います。現場で意思疎通ができないと、事故にもつながりますし。

岩下:採用担当の片渕さんが言っていたけど、うちは採用面接の時に、いい会社ですよと売り込んだり、どういう人材なのか見極めたりすることはしないんだって。それよりも、その人がどういうキャリアチェンジをしたいかを聞いて、それに対してジュントスはこういうキャリアパスが提示できますよ、というスタンスで合致するところを見ていくらしい。

奥:いい会社ですってただ言われても、自分にとっていいかは人それぞれ違いますしね。

具志堅:面接の時にすり合わせできれば、実際に入ってみて、思っていたのと違うみたいなことは起きづらいよね。

奥:ジュントスが個人の人生とか考え方を尊重してくれているのは、僕も働いていてすごく感じます。

岩下:俺らの仕事は経験がものを言うし、ある程度できるようになったと自分で思えるまで時間がかかる。いつまでたってもスキルが身につかないと、会社に貢献できていないとか、将来的にずっとこのままなのかとか、負のスパイラルで転職を考えがちだよね。早い段階で何か少しでも役に立てているとか、自分の居場所があると思えたら定着率も上がると思うんだけど。

具志堅:トレーニングセンターはその一環でもあるわけですよね?

岩下:そう。大登がさっき本人の意欲次第って言っていたけど、何もわからないと意欲だけがから回ることもあると思う。だからトレーニングセンターである程度基礎を身につけてもらって、負のスパイラルに陥らずに、みんなが自信を持って仕事に取り組めるようにしていきたいね。