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【VOICE vol.2】中途採用メンバー座談会

ジュントスで働く人々の魅力を掘り下げるnote。vol.2では、中途入社1年未満のスタッフ3名による座談会を開催。今年から新たに取り入れられた教育プログラム下でトレーニングを受ける彼らに、ジュントスで働こうと思ったきっかけや、実際に入ってみて感じたことなどを自由に語り合ってもらった。

【座談会メンバーの紹介】

新たな教育プログラムの導入

ジュントスの第2拠点・佐賀センター内に新設されたトレーニングセンター。社員寮も兼ねている。

これまで現場での実践を通じて若手の人材育成を行ってきたジュントス。どのような種類の仕事をいつ実施するかは受注するまでわからないため、現場で教わった内容を反復して学ぶ機会が乏しく、人によって教え方が異なるなどの課題もあった。今年から新たに導入した教育プログラムでは、下記ステップでキャリアを積むことで、5〜7年を要していたジュニアエンジニアの育成を3年以内に短縮することを目標としている。


STEP 1:プロの入口に立たせる

  1. 地覆の組立解体を反復訓練 @トレーニングセンター

  2. OJT・自己学習 @各現場

    STEP 2:班長の入口に立たせる

  3. 工種単位で人を動かす @各現場

  4. 段取り・指示方法の振り返り @トレーニングセンター

  5. 計画作業を行う @現場乗込前

    STEP 3:職長の入口に立たせる



実際の橋梁を模した訓練用の設備。型枠・鉄筋・足場の組立と解体を反復してトレーニングする。

入社後、まずトレーニングセンターで道具の名前と使い方を覚えるといった基礎から始め、ミニチュアの橋梁を練習台に何度も訓練を行った上で現場へ配属。最低限の技術・知識が事前に備わるとともに、教える側と教わる側双方に心のゆとりが生まれ、円滑な人間関係の構築にも役立つことが期待される。

1)異業種からの転職について

安藤:面接の最初の1時間、とても丁寧に会社の説明をしてくれましたよね。そこまでやってくれる会社って他にはなかなかなくて、その姿勢がジュントスへの入社を決めた理由の一つでもあります。私は遊戯施設の清掃や空調管理の仕事をしていたので、現場は全くの未経験で入社したのですが、お二人も異業種からの転職組ですよね?

山元:そうです。前職は証券会社の営業だったのですが、理想と現実のギャップを感じるようになり、改めて自分に向いているものを探すために転職活動をしました。色々と模索している中でジュントスに出会ったのですが、面接の時から丁寧な対応で驚きましたね。

藤光:私は20年くらい総務や経理の仕事をしていて、そろそろ違うことをやりたいと思ったタイミングで仕事を辞めて、CADの勉強を始めました。本当は今年の夏くらいから就職活動をしようと思っていたのですが、ジュントスの募集内容が自分の求めていた条件にあまりにもピッタリで、とりあえず1社だけ受けてみようと応募したんです。そしたらお二人同様、会社のことやキャリアプランについて細かく説明があったので、すごく安心できました。「とりあえず」のつもりが、採用試験の後には「ここに入りたい!」に変わっていましたね。

安藤:会社に選んでもらうのはもちろんですが、受ける側にも選ぶ余地を与えてくれるというか、ジュントスが自分に合うのかをちゃんと考えさせてくれる面接でしたよね。志望動機など一般的な質問をされるというより、こちらから聞きたいことを逆に聞けるのが新鮮でした。

山元:そうですよね。私は入社後どんな流れで仕事を教えてもらえるかが特に気になっていたのですが、人材育成の仕組みが明確だったので、チャレンジしてみようという前向きな気持ちになりました。

藤光:採用担当である片渕さんの柔らかい雰囲気も私は好きでした。こういう方がいるなら、きっとギスギスしていない会社なんだろうなというイメージが湧きました。人間関係はやっぱり重要ですよね。

2)教育体制について

山元:専門的な技術職でありながら、未経験者を育てていこうとする姿勢がジュントスの大きな魅力だと思います。面接では新しくトレーニングセンターを作る話も聞けて安心度が増したのですが、安藤さんが入社した時はまだありませんでしたよね?

安藤:そうです。なので私は現場からのスタートでした。その時々で発生した業務を先輩がマンツーマンで教えてくれて、一緒にやりながら覚えていく感じなので、新人だからこれをするというようなフォーマットはありません。それで7ヶ月後にトレーニングセンターができて、教育プログラムのモデルケースとして、今は研修を一から受け直しています。

山元:私はまだ現場に出たことがないのですが、トレーニングセンターで研修を受けてからと即現場なのと、どちらがいいと思いますか?

安藤:これまで「わからない」の連続でやってきたので、現場に入る前にトレーニングセンターで学んでいたら、もっと違う動きができたのかなと思うところはあります。ただ、現場だからこそ実際に肌で感じられる部分も大きいので、入社してすぐに現場を経験させてもらえたことは、自分にとって意味があったと思っています。

藤光:そもそも、こういった訓練用の設備を整えていること自体が前衛的ですよね。私はCADオペレーターとして入社しましたが、今トレーニングセンターで現場の作業も教えてもらっていて、すごく面白いです。実際に工事部がどんなことをやっているのかわかった上で仕事をするのは、設計職であっても大切なことだと思います。

3)職場環境について

安藤:私を不安にさせないために、どんな業務でも「大丈夫、できるよ」と言いながら教えてくれる先輩が、「今日はちょっときついかもしれんよ」と言ってきたことがあったんです。橋の下から上に大きな部材を手で上げる作業だったのですが、それがもう、めちゃくちゃしんどくて(笑)。でも、こうして橋ができていくんだというリアルを体感できたし、自分が頑張れば誰かがこの橋を渡ることができるんだと思うと、やりがいを感じて燃えましたね。お二人は実際に働いてみてどうですか?

山元:これまでオフィスワークだったので、肉体的な辛さは正直あります。ただ、できることが増えていく楽しさの方が優っているので、毎日充実していますね。このトレーニングで自分をどこまで伸ばすことができるか、そしてそれを現場に出てどう生かすことができるか、とにかく楽しみです。

藤光:私はジュントスに入ってから、主人に「最近いつも楽しそうだね」と言われるようになったんです。子どもの行事でお休みする時も柔軟に対応してもらえるし、直属の上司も「僕を呼ぶ時、課長なんて付けなくていいよ」と言ってくださるフランクな方なので、伸び伸び働けています。

安藤:自分らしく頑張れるというのがポイントですよね。努力はするけど、無理はしないというか。

藤光:そうですね。主人がそんな風に言ってくれるのも、ジュントスで働いていることで、きっと自分でも気づかないうちに、普段の生活の中で笑顔が増えているんだと思います。

山元:今やりたいことがわからなかったり、将来について悩んでいる人にとっても、ジュントスで働くというのは一つの選択肢だと思いますね。