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【VOICE vol.8】“筋肉の芸術”嶋田慶太がマッスルアンバサダーに就任!

筋肉に自信のある人を対象とした“マッスル採用”や、トレーニング関連の福利厚生に力を入れるジュントス。なんと今回、国内トップクラスのボディービルダー嶋田慶太選手がマッスルアンバサダーに就任することが決定!来社した嶋田選手と代表の朝稲が対談し、気になるアレコレを聞いてみた。

【プロフィール】 嶋田慶太  1985年7月31日生まれ、福岡県田川市出身。2019年の日本選手権で初めて決勝に進出。2021年より拠点を福岡から東京に移し、2022年の日本選手権では2位の結果を残す。トレーナー業務と並行してアパレルブランド「ENVLOOM」を立ち上げるなど、幅広く活動中。

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-“マッスル採用”などのジュントスの取り組みをどう思いますか?
 
嶋田:すごくいいと思います。僕も数年前まで建設業界で働いていたので、日々のトレーニングがどれだけ仕事に活きるかがよくわかります。現場作業で必要になる力って、学生時代にスポーツで培ったようなものとは少し違っていて、多くの人は働きながら現場で身につけていくことになると思うんですよね。僕はトレーニングである程度筋力をつけた上で鉄筋工として働き始めたんですけど、他の人よりも鉄筋を担げたし、体力もあるなと感じていました。トレーニングをしている人としていない人とでは仕事量が大きく違うと思うので、会社にとってもメリットになりますよね。
 
朝稲:建設業界はやはり身体が資本なので、うちでは社内にトレーニング設備を整えました。空き時間などを使って自由に使ってもらえればと思っています。いい気分転換にもなりますしね。
 
嶋田:素晴らしい環境ですよね。トレーニングって積み重ねなので、1日30分やるだけでも全然変わってくるんですよ。鍛えられる環境が身近にあるって本当にいいことだなと思います。

ジュントスHP 『マッスル採用』キービジュアル

嶋田:あと僕の経験談として、大会に挑戦するとなると極限までやり込まないといけないので、トレーニングに対して会社の理解があるのはすごく重要。僕も当時、同僚や社長がサポートしてくださったのでありがたかったです。さらにジュントスは大会優勝時の報奨金など福利厚生も整っているのがすごいですよね。
 
朝稲:ありがとうございます。社員のみんなのモチベーションに少しでもつながれば嬉しいですね。
 
-嶋田さんがトレーニングを始めたきっかけは?
 
嶋田:本当に些細なことなんですけど、17歳の時に姉の彼氏と腕相撲をして負けたのが悔しくて始めました(笑)。最初の2年間は自宅のみで、腕立て伏せ、10kgのダンベルを使った腕トレ、クローゼットにぶら下がって懸垂をするという3つのトレーニングをひたすらやっていました。19歳で市営の体育館に通うようになり、そこからマシンを使ったトレーニングを開始しました。でも今考えるとその時もまだ全然本格的ではなくて、好きなタイミングで好きなトレーニングをやるという感じでしたね。
 
朝稲:そこからなぜボディビルダーになろうと思ったんですか?

嶋田:28歳の時、体育館で知り合った方に誘われて初めてボディビルの大会を観に行ったんです。それまでも周りから「嶋田くんも出てみなよ」ってたびたび勧められてはいて、「いや〜、あのブーメランパンツ(ビルパン)は穿けないっす」なんて言っていたんですね。
 
朝稲:(笑)。

嶋田:それで2013年の福岡選手権を観に行ったら、当時3連覇中だった日本チャンピオンの鈴木雅選手がゲストで登場して、僕は今まで何をしていたのっていうくらい凄まじい身体だったんですよ。もう人間じゃないと思いました。あのビルパンの存在を感じさせないくらい完璧につくり上げられた肉体で、時間的には3〜5分程度のポージングだったんですけど、1本の映画を観ているような感覚で。ボディビルってこんなに人に感動を与えられるんだと衝撃を受けましたね。それで、この人の横に並びたい!と思ってボディビルダーを目指すようになりました。
 
-ボディビルの魅力とは?
 
嶋田:いくつになっても情熱を持って挑戦できること。ボディビル以外にも当てはまるものはあると思いますが、ボディビルなら誰でも結果が出せるんです。これが仕事となると、頑張れば結果が出るとは言いづらいですよね。
 
朝稲:確かにそうですね。でも身体は頑張れば応えてくれると。
 
嶋田:そうなんです。人間の身体は必ず衰えていきますが、トレーニングをすればそれに抗うことができるし、今すぐに始められて、昨日よりも今日成長した自分を見ることができます。かつ趣味のトレーニングとは違って、ボディビルを始めると大会の日を目標に予定を立てて生活するようになるので、より確実に成長を感じることができて、情熱もどんどん湧いてくるんです。
 
朝稲:ボディビルダーになったことで、メンタルにも変化はありましたか?
 
嶋田:そうですね。ただボディビル以前に、建設業界で働いたことで精神的な基盤はすでにできていたと思います。現場で肉体を酷使することで、精神力もおのずと鍛えられるんですよね。精神が強くなると自分の中のエネルギーも湧いてくるので、僕は辛いというよりも、仕事でも筋肉使えるんだ、ラッキー!くらいの感覚で働いていました。
 
朝稲:素晴らしい!身体を鍛えることが嶋田さんの人生に全てプラスに働いたんですね。
 
嶋田:そうですね。だから僕は建設業界に感謝していますよ。あの時代に培ったポジティブなメンタルが、今の自分にもつながっていると思います。
 
-嶋田さんは2021年に東京に拠点を移されたそうですが、その理由は?
 
嶋田:2018年まで北九州のセメント工場で働いていたんですけど、トレーニングのために毎回福岡市内のジムまで車で通っていたんですね。片道50km、4時間近くを移動に使っていて、その時に出た日本選手権で予選落ちしたんです。このままの生活では日本のトップにはいけないと思って、大会後すぐに工場を辞めてジムの近くに引っ越して、トレーナーのバイトをしながらトレーニングだけに集中する生活を始めました。時給は845円(笑)。

朝稲:もうお金とかの話じゃないんですね。
 
嶋田:とにかくトレーニングができるだけで本当に幸せだったんです。それで2019年の日本選手権で初めて決勝に残れて、2021年の結果が6位。2014年にボディビルダーとしてデビューして、6位に入るまでに7年かかりましたけど、ここから1位にいく方がはるかに大変だと思ったんですよね。そこで、福岡よりも競技人口の多い東京に拠点を移して、より高いレベルの中でボディビルだけに自分の時間を注ごうと決めました。
 
-今後の目標は?
 
嶋田:昨年の日本選手権では2位という結果を残すことができたので、さらに上を目指すのみです!
 
朝稲:社員一同、応援しています!今後マッスルアンバサダーとしてもご協力宜しくお願いします。
 
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今後、嶋田選手には9月開催の「マッスルゲート福岡大会」に出場するジュントス社員のトレーニングメニュー監修やコンディションのチェックを行っていただく予定。社員の成長記録はInstagramで更新中!