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2021年8月の記事一覧
今まで負けていい戦いはあった?
梟谷vs.狢坂戦序盤、いつも通り(?)考えすぎて調子の上がらない赤葦に、絶k好調の木兎が問いかけます。
「ない。」が答えですが、これはそんな単純なことを聞きたいのでも、ましてや嫌味でもなく「いままで通りにやればいい。それで勝ってきた。」という木兎なりの鼓舞です。このあと木兎は"赤葦だからすぐに立ち直る"と木葉に言っていることからもその真意が伺えます。
このあと赤葦は「タスクフォーカス」に考
わからず終いはもったいなえのさ
烏野vs.稲荷崎戦の中盤、宮侑のサーブに苦しむ西谷の回想で出てきた祖父の言葉。このシーンの前に「怖いことが懐かしい」とも発言していて、西谷が自分自身の弱さと向き合う作中でも貴重なシーンとなっています。
「怖い」という感情が「わからない」状態に由来することを伝えたいシーンだと読み取れます。「わからない」をそのままにしておくと「怖い」。しかしその「怖い」に向き合って「わかる」にすると「怖くない」
世界は平等じゃなくて平等だ
アドラーズvs.ブラックジャッカルの試合、星海の活躍を見て宇内天馬が客席でつぶやく。
「小さかろうが大きかろうが、技術を磨いたやつが技術を持っている。世界は平等じゃなくて、平等だ」
「技術を磨いたやつが技術を持っている」ただそれだけのこと。星海が身長が低いからといってうまいわけじゃない、ただ技術を磨いたから技術を持っているだけ。
もちろん、身長の低い分バレーボールでは不利に働くことが多い