就活の糧に!インターンシップの特徴と選び方

皆さんこんにちは!ジュンスケです。
コロナ禍で就職活動に苦戦しながらも奮闘されている21卒就活生の皆さん本当にお疲れ様です。
また先輩の姿を見て、この夏休み期間中に何とか就活生としての市場価値を高めておきたいと考えている22卒の方も多いんじゃないでしょうか。
今回は数多くのインターンからみなさんが参加すべきインターンの選び方をご案内しましょう。


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40%の学生が、インターンシップを通して内定承諾

就活を意識し始めると、インターンの重要性を聞くことも多いのではないでしょうか。
僕自身が就活支援している学生の中からも、「もっと多くのインターンに参加しておけばよかった」という声も毎年聞かれます。
「本選考の練習になる」「企業理解に繋がる」「インターンが内定に繋がることもある」と、多くの就活生がインターンを初めの目標として活動していますが、その重要性は多くの学生が認知をしているようで、ある統計データによると20年卒の就活生のうち70%を超える学生がインターンに参加しているようです。
また驚くことに、40%弱の就活生がインターン参加先の企業への入社を決めています。
それだけ重要なインターンですが、実施している企業・組織は1,000箇所以上にものぼるため、もちろん全てのインターンに参加することは不可能です。
「どんなインターンに行けばいいの?」「インターンはどうやって選べばいいの?」と悩んでいる人も多いと思いますので、まずはインターンの種類から見てみることで自分に合ったインターンの見つけ方を探ってみましょう。

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インターンシップの種類と特徴

まずは、インターンにはどのような種類があるのか知っておきましょう。
企業は行っているインターンは大きくは次の3つに分類でき、それぞれ違った特徴を持っています。

■インターンシップの種類
・セミナー型インターンシップ(超短期)
・プロジェクト型インターンシップ(短期〜中期)
・就業型インターンシップ(長期)

■半日〜1日という短期間での実施ながら、業界の知識が深まるセミナー型

セミナー型インターンシップの特徴

セミナー型のインターンは、大手企業などが開催している1dayインターンに多く見られ、業界やその企業の事業内容、今後の動向など、業界・企業理解が深まるセミナーを受けることができます。
また、中にはワークショップを開催し、より仕事内容が深まるようなセミナーを行なっている企業もあります。
■こんな人にオススメ
セミナー型インターンは、選考が無いことが多く、実施期間も半日〜一日と短いので、気軽に参加できるインターンであると言え、就活に慣れていない、業界を広く浅く知りたいという方にはオススメのインターンの形です。

■ビジネスを疑似体験し、企業・業種理解を深めるプロジェクト型

プロジェクト型インターンシップの特徴

3日間〜5日間、長いものであれば2週間〜1ヶ月という期間で、グループワークなどを通じてビジネスを疑似体験するのが、プロジェクト型のインターンです。
「短期インターン」や「インターン」と言えば、この形式を指すことが一般的で、「選考がある」、「密度の高いワークを経験できる」、そして「採用に繋がるケースがある」という大きく3つのポイントがあります。
■選考がある
本選考と同様に、グループディスカッションや面接などの選考を通じて、高く評価された学生だけが参加できるケースがほとんどなため、参加のハードルが上がってしまう一方で、本選考と同レベルの選考が課されることから「選考の練習のためにインターン選考を受ける」という学生も多くいます。
■密度の高いワークを経験できる
この形式のインターンでは「新規事業の立案」や「既存事業を改善する施策の立案」などをテーマにワークを行なうことが一般的で、セミナー型のインターンとは違って業務的なテーマに対して自分たちで思考し結論を出すことが必要とされるため、より本格的なビジネス経験を得たり、事業内容や仕事内容への理解を深めることが可能です。
加えて、数日間にわたって社員と過ごすため、社員個人の価値観や社員同士の関わり方を見ることができ、HPやサイトでは知ることのできないリアルな情報を得ることができます。
■採用に繋がるケースがある
本格的なワークを数日間に渡って行うという性質から、開催側の社員にとっては、学生の思考の仕方や業務水準などを深く理解することが可能な場となります。
外資系企業やベンチャー企業などでは、インターンで高評価だった学生にそのまま内定を出すというケースも少なくありません。
■こんな人にオススメ
これらの特徴から「選考を体験したい」、「より深いビジネス経験を得たい」、「実践を通じて内定を獲得したい」という学生には非常におすすめのインターンです。

■実際に就業することでビジネスを疑似体験できる長期型

就業型インターンシップの特徴

3ヶ月〜1年間で実施され、給与をもらいながら実際の現場社員と同じ仕事を体験できるのが長期インターン。
このタイプのポイントは、「疑似体験ではなく実際の業務を体験できる」、「給与をもらうことができる」、「ビジネススキルを身につけることができる」、「もっとも内定に近づきやすい」の4点と言えます。
■疑似体験ではなく実際の業務を体験できる
営業としてお客様先へ訪問、企業サイトのデザイン、記事の作成など実際に社員が行なっている業務の一部を任されることが一般的で、社員と同じように成果を求められ、上司から教育を受けながら働きます。
疑似体験ではない分、業務や会社のリアルな部分を知ることができるため、「泥臭くてしんどいと思っていた営業は、実はお客様と直接話すことができて楽しかった」という声があるようにイメージが変わることもあるようです。
それにより、自分はどの仕事が向いているのか、やりたいと思えるのかをより明確にすることが可能になると言えます。
■給与をもらうことができる
実際に社員と同じ業務に携わるため「給与が発生する」という点もこの就業型インターンの大きな特徴です。その額は企業により異なりますが、時給1000円〜2000円が相場。実際の業務に就いてビジネスに携わりながら収入も得られるわけですから、アルバイトの代わりに就業型インターンをする学生もなかにはいます。
■ビジネススキルを身につけることができる
上述した通り長期インターンでは、会社の一員として実際の仕事を行うため、働く中で、プログラミングなどの専門的な知識、言葉遣いなどのマナー、営業の際のノウハウなどを身につけることができます。
加えて、先輩からのフィードバックを受けること、成果を求められる環境に所属することで、さらに成長することができます。
■もっとも内定に近づきやすい
3ヶ月以上に渡って会社で実際に働くので、性格や能力は常に見てもらうことが可能です。
会社の文化に性格がマッチしており、成果が評価されれば、通常の選考とは異なるフローで採用される可能性も高いのがこのタイプの特徴です。
■こんな人にオススメ
これらの特徴から、「入社してすぐに活躍したい」「ビジネスマンとして成長したい」という方は挑戦してみても良いのではないでしょうか?

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インターンシップの選び方をマスターしよう

ここまででインターンの種類についてご説明しましたが、約1,000カ所以上が実施し、かつ3種類あるインターンの中から、自分が参加すべきインターンを選ぶのは至難の技です。
そのため、何のためにインターンに参加するのか、インターンに参加する目的をぜひ考えてみてください。
目的がなければ、自分が本当に学びたかったものが得られないということになりかねません。
将来の理想像と現状を比べてみた時に生まれた差が、行動する目的となります。
インターンの目的を考えるには、

■インターンを選ぶ目的・判断基準
・現状を理解する
 ➡今の自分は何を知っていて、何を知らないのかを把握すること
・インターン参加後の理想状態
 ➡自分はどんな知識やスキルを得たいのかを明確にすること

上記二つが必要になります。
この目的が絞り込めると自分にマッチしたインターンを選びやすくなります。

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まとめ

今回は、インターンの種類についてご説明しました。
下記にタイプ別のオススメのインターンをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

タイプ別のオススメのインターン


インターンは、無計画に挑戦するのではなく目的に沿って取捨選択して受けることが重要です。
自分に必要なインターンに応募し、効率よく就活を進めていきましょう。

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