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入社時研修2023!

こんにちは!小田原福祉会の令和5年度の新入社員です!
今回は私達が入社してから受けてきた3ヶ月間の入社時研修についてご紹介したいと思います!


はじめに

小田原福祉会の入社時研修は約3ヶ月の期間があります。また研修内容に介護職員初任者研修のカリキュラムが内包されていて、研修が終了すると初任者研修の資格も一緒に取得できるのが特徴として挙げられます。

最初の1ヶ月(4月)は座学や色々なサービスを見て回る現場実習で構成され、5月からは現場配属となり、週1~2日は研修で学び、残りの出勤日は配属先で先輩からOJTを受けるという構成となっています。

今回はそんな入社時研修を「初任者研修」「現場実習」「利用者体験」「おもてなし」に分けてご紹介します!

ちなみに令和5年度は介護職員5名と栄養士1名が入社しました。
小田原福祉会では介護職員ではなくても、新卒入社の場合はこの入社時研修を受けて介護の基本を学んでもらっています。

初任者研修

【4月】研修開始!
4月5日から初任者研修が開始となり、最初の1ヶ月は座学が中心でした。内容としては、多様なサービスの理解や、人権、職業倫理など難しい内容から入っていきました。グループワークなど、新人同士で話し合う機会も多くありましたが、同期の仲がまだそれ程深まっておらず、まだまだぎこちなさが・・・

人権と尊厳について考える研修風景

今振り返ると「ネムカッタ…(´ぅω・`)ネムイ」という正直な心の声も(笑)それから4月末に発表となる配属先がどこになるのかとソワソワしながら研修を受けていたのを覚えています!

【5月】実技が始まった!
5月になると配属先も決まり、研修の内容も実技が中心になっていきました。移乗移動や整容・食事・睡眠・入浴・排泄など介護において必要な様々な場面においての意義やスキルを学んだのですが、その中から印象に残った食事介助について少しだけご紹介します!

ベッド上での食事介助では、摂食や嚥下のしやすい姿勢を作ることが必要で、そのためにはベッドや顎の角度を整えることや、クッション等を適切に使用することが大切であると学びました。実際に体験をしてみて、ギャッジアップが足りないと飲み込みづらいと感じたため、ご利用者へ介助するときにはそういった辛い思いさせてしまわないように気をつけて介助していきたい!!と強く感じました。また、嚥下能力が低下している方に提供するトロミの付いた飲み物を作り、自分達も実際に相互に介助する体験もしました。トロミの付いたお茶は本当にオイシクナカッタ…

ベッド上での食事介助体験

実技では、食事介助だけでなく、どの内容でも新人同士で相互に介助し合うことが多くなりました。それに、この時期になると同期の仲も深まってきたため、楽しみながら研修を受けることができました!

【7月】ついに研修修了!
初任者研修も7月に入り、終わりが近付いてきました。最後には修了評価と実技テストを受けて、無事に全員合格!ヤッター(*´∀`)ノ
全員揃って修了証明書を受けとりました!

全員合格!!

現場実習

4月の研修と平行して行われたのが、法人内の様々なサービスを知るために色々なサービス形態の事業所を1日ずつ見学する現場実習です。実際には地域密着型デイサービスをはじめ、小規模多機能型居宅介護や短期入所、特別養護老人ホームで実習を行い、各事業所の1日の流れや雰囲気、ご利用者の様子を知ることができました。

そして現場実習に行った後には、毎回実習の振り返りを研修内で行います。そこでは新人同士で各事業所の役割や、利用者の様子を発表し、学んだことや気付いたこと、疑問に思ったことを話し合いました。そのなかで議題に挙がった話題の一つは、事業所によって役割やご利用者の状態が異なっていることです。例えば、デイサービスのご利用者は比較的自立度が高く、料理を作られるご利用者がいらっしゃいました。一方、特別養護老人ホームは、介助を必要とされる方が多く、自分のペースでゆったり過ごされていました。

法人のなかに色々なサービスがあることで、お元気なときから最期のときまで、ご利用者やご家族を支えられる体制があるのだと実感しました。

実習に行った地域密着型デイサービスの様子

利用者体験

3ヶ月の入社時研修も終わりが近づいてきた頃には利用者体験も行いました。

【車椅子体験】いざ街へ!
研修室を飛び出して車椅子で街へ出てみました!ガタガタした道や、段差、踏切、車椅子では通りにくい場所が実はたくさんあるのだと気付くことができました。車輪がハマったりしてコワイ・・・
このことから、私達が普段の生活の中で気にならないような、ちょっとしたことが障害になるなど、街には車椅子生活を大変にさせる要因が多くあることを理解しました。

ちょっとした傾斜や段差が大きな障害に

【高齢者体験】こんなに大変なの!?
手足に重りを付け、目隠し、ヘッドホンなどを身につけて、高齢者の身体の動かしにくさを体験しました。高齢者体験キットを装着した状態で、研修室から施設の入り口近くの自販機まで実際に歩いてみました。(付き添いありで。)

何も聞こえず、何も見えず、歩きづらかったです。付き添いがないと不安で、実際の高齢者の心情を理解するためのきっかけとなる体験できました。

短い距離なのに移動が本当に大変でした

【視覚障害体験】やっぱり声掛けは大切!
研修が終盤には、小田原城まで目隠しをして、視覚障害体験をしつつ、介護者として支援も体験しました。実際に何も見えない体験をしてみると、声掛けをしてもらわないと少しの勾配にも気付けず恐怖がありました。また音に敏感になり、車の音など周りの音が大きく聞こえました。支援する側は安心して歩行をしてもらうために、常に周りの状況を把握して、それを説明していくのですが、それが難しかったです。実際に体験してみたからこそ、声掛けの大切さをより一層学ぶことができました。

観光客でいっぱいの小田原城
天守閣まで頑張って登りました!

おもてなし

研修の最後に行ったのが、研修中にお世話になった講師の方々や、実習を受け入れて下さった事業所に感謝を伝える企画です。これはまた別の記事がありますので詳しくはそちらを見て頂ければと思います!

最後に

今回は2023年度の新人入社時研修をご紹介させてもらいました!
3ヶ月間の研修が終わり、同期で集まる機会も減ってしまって少し寂しいですが、研修や配属先のOJTでの学びを大切にして各自の配属先で頑張っていきたいと思います!

小田原福祉会情報

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