まとら魔術
16歳で自動車免許が取れ、走り屋が覚醒技という特殊能力を使ってバトルするようになった日本。 群馬だけでなく熊本でも伝説が生まれようとしていた……。
2030年……ドライバーが自ら運転するガソリン・ディーゼル・ハイブリッドの自動車が生産終了し、道路を走る乗り物ほとんどが自動運転の電気自動車となった。 人々の記憶から過去のクルマが消えようとしていた。 しかしある容(かたち)で残ることとなる。 それは2030年以前のクルマを模したレプリカのキットカー、レプリキットというクルマだ。 2075年になった現在、それを使ったレースが人気を集めていた。 中でも、参加者が全員芸能人というレース、エンターテイナー・レーシング・エクストリーム、縮めてEREが人気を集めた。 これはその大会に参加する者たちの物語である。
あらすじ 2台は裏赤城で一進一退のバトルを繰り広げる。 途中、雨が降ってくる。 谷はその状態で怒涛の追い上げを見せ、オオサキは彼女に張りつかれたまま裏赤城を終えて大沼へ向かう。 県道251号線、赤城沼田道路へ入る。 まだ雨は降り続いている。 S15に追われながら、左高速コーナーを抜けていく。 緩い連続S字も抜けていき、まだおれは張りつかれたままだ。 その状態のまま、直線を駆け抜けていく。 「雨はわしの得意分野じゃけん、負けるわけにはいかん」 「なんか、雨が
あらすじ 生徒会との戦いの日がやってきた。 トップバッターは自動車部が副部長の覚で、生徒会が書記の大内胤子だ。 当初、覚は大内の精神攻撃に苦悩するも、前半の終わり辺りで彼女を追い抜いて勝利を手にした。 次は部員のひさ子と副部長の山中ルリ子の対決だ。 森本ひさ子(BG8Z) VS 山中ルリ子(SA22C) コース:箱石峠往路 前回同様、生徒会長がスターターを務める。 「カウント行っくばーい! 5、4,、3、2、1、GO!!」 2台が一斉にスター
あらすじ 新技を習得したオオサキは毛利のND5RCに勝利する。 トップとなった彼女だが、後ろから最後の刺客が現れる。 谷輝とS15だ。 2台は裏赤城に入っていく。 どんどん暗くなる天(そら)。 エンジンブローしたC4を荷台に載せたトラックはTakasaki市内を走る。 ワシはこのクルマの中でラジオを聞いていた。 「現在、1位は大崎翔子選手の180SX! 裏赤城に入りました! その次が谷輝選手のS15型シルビア!」 「オオサキさんがトップなんや」 ワシは
あらすじ 虎美は生徒会に突如呼ばれた。 彼女たちは虎美たち自動車部にバトルを申し込んだ。 勝てば部活を認めるという条件付きだった。 4月25日の土曜日。 生徒会とのバトル当日となった。 ある豪邸でもそのことで話題となった。 3人の男女が夕食を食べていた。 リーダー格と思われる大人びた青年、その仲間と思われる10代後半の少年、紅一点となる少女だ。 仲間と思われる屈強な男が知らせに来る。 「愛羅、麻生北の生徒会がバトルをするらしいぞ!」 「誰とするんだ?」
あらすじ 東京で歌手活動をしていた少女・宇喜多依里、レコード会社との契約が切れて岡山に帰ってきた。 明石あきらはファンである彼女と岡山国際サーキットのクラブハウスで遭遇し、歌を聞く。 ある日、依里はレコード会社の職員からエンターテイナー・レーシング・エクストリーム、略してE.R.Eへの参加を勧められるのだった。 「E.R.E? 参加した方がいいです」 「へぇ!? 私レプリキットの免許を持っていないし、クルマの運転の経験はないよ!?」 レプリキットというクルマの
2030年……ドライバーが自ら運転するガソリン・ディーゼル・ハイブリッドの自動車が生産終了し、道路を走る乗り物ほとんどが自動運転の電気自動車となった。 人々の記憶から過去のクルマが消えようとしていた。 しかしある容(かたち)で残ることとなる。 それは2030年以前のクルマを模したレプリカのキットカー、レプリキットというクルマだ。 2075年になった現在、それを使ったレースが人気を集めていた。 中でも、参加者が全員芸能人というレース、エンターテイナー・レー
エンタメ最速伝説エリ用語集 エンターテイナー・レーシング・エクストリーム ・略称はERE ・芸能事務所主催のレース大会 ・参加条件は芸能人であること ・車はレプリキット限定となっている レプリキット ・2030年までに作られたガソリン車・ディーゼル車・ハイブリッド車を模した1/1の組み立てキットカー、それを使ったレースが大人気 ・名前の由来はレプリカとキットカー。クルマのパーツはプラモデルのように作っていき、完成させると本物のクルマのように走ることができる。 ・操縦には免許
主人公のチーム FINE GIRLS ・宇喜多依里 車種:SW20 ・坂崎奈々 車種:SW20→35ローレル/SA22CRX-7 ・明石あきら 車種:SW20→2代目BRZ/マツダ3 主人公のチーム(追加メンバー) ・花房円 車種:ストラトス ・三浦ゴウ 車種:未定 INFINITE RACERS 岡山ランキング:1位 走りの腕はプロレーサー級。西日本では2番目、岡山では1番の実力を持ったチーム。 ERE参戦でブレイクした。 JNTミュージックの傘下、RVプロに所属してい
◎宇喜多依里のレプリキット トヨタ MR2 2.0GT SW20 1997年(H9)製 345馬力 41・0kg・m 1110kg 【色】 スーパーブライトイエロー 【エンジン】 3S-GTE (2.0リッター直列4気筒DOHCシングルターボ) 【駆動方式】 MR 【性能】 0-100km/h加速:4.0秒 0-400m:12.0秒 最高速度:289km/h 低速:C 中速:B 高速:A 安定:E 旋回:A 制動:B 空力:E トラク:A 【車の解説】
◎宇喜多依里のプロフィール 【読み】 うきた・えり 【声のイメージ】 岡咲美保 (・主な代表作 ExtremeHeartsの小鷹咲希 転生したらスライムだった件のリムル=テンペスト など) 【身長】 152cm 【体重】 40kg 【誕生日】 4月5日 【年齢】 18歳 【一人称】 私 【髪型】 銀髪で、右目が隠れている。 長い後ろ髪を三つ編みに纏めている 【服装】 黒セーラー服にタイツ(学校の制服) 【キャラの特徴】 ・エン
GT7ストーリー動画のACT.1です
GT7ストーリー動画を投稿しました。
あらすじ <スピリット・オブ・ウインド>を習得し、加速を上げる手段を得たオオサキ。 毛利のND5RCに追い付き、縮めたり、離されたりする、激しい攻防戦を繰り広げる。 しかし前に出ることは出来ず、"ある手段"があれば追い抜けるはずだと考えるようになる。 安中バイパスに入った途端、ND5RCに付いてある通信機から、チームメイトの音声が鳴る。 内容はガソリンのことだった。 「毛利さん、ガソリンは大丈夫ですか?」 「残り少なくなっとる」 「補給したらええですよ」
あらすじ バトルは後半戦に入る。 覚の弱点を見抜いた虎美はそれを突く。 麻生北高校自動車部の部長が決まったのだった。 部長決定戦から一夜が明けた4月21日の火曜日。 時間は朝8時5分だ。 セーラー服姿の私は、愛車のSVXと共に友達を待っていた。 まだ来ないことに苛立ちながら。 「遅いわね……!」 黒いタイツに包まれた右足を地面に叩きながら待つと、見覚えのあるGTOが来る。 自動車部部長となった虎美だ。 「虎美、遅刻よ! 何時だと思っているのよ!」
あらすじ 松井田下仁田線に入ったオオサキのワンエイティと毛利のND5RC。 ND5RCはロータリーエンジンのパワーで前に出る。 トップを奪われたオオサキ。しかし<ズーム・アタック>を使用した時、オーラの色が変化した。 左中速ヘアピンを抜け、右からの長い直線に入る。 改めてあることを感じる。 「ワンエイティの加速が良くなっている!」 <スピリット・オブ・ウインド>の影響だろうか? これなら、毛利に追い付けるかもしれない! 直線が終わると、左ヘアピンに入る。
あらすじ ひさ子と覚の勝負は後者の勝利に終わり、前者は部長争いから脱落した。 そして勝てば部長が決まる、虎美と覚の勝負が始まる。 先行はGTOだったが、途中でSVXに追い抜かれてしまった。 虎美と覚のクルマが過ぎていった後も、ギャラリーをしている3人の少女の会話は続いていた。 「なーして、加藤と飯田はバトルばしとるんやろうか?」 黒髪の少女が腕組みしながら、考える。 「今は公道レースが違法やなかやから、問題視するこつはなかと」 青髪の少女ことル