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書く楽しみ、読む喜び:自分を知り、自分を表現する旅

2019年から始めたバレットジャーナルが15冊目となりました。

3ヶ月間のノートブック修道院(オンラインサロン)でノート術を深め、これまで1年に1冊ペースだったものが、2週間から1ヶ月半に1冊のペースになりました。

これだけ書いてると土台となるノート選びがますます楽しくなり、ますますノートが気になり、今では消費するペースよりストックノートが増えるペースが速くなってます。世の中に素敵なノートが多すぎるので仕方ありません笑

そもそもノートが好きなのは書くことが好きだからです。
私はなぜ書くことがこんなにも好きなのか?掘り下げてみました。

書くことが好きな理由

それは書くことによって自分が変わったから。

やりたいことが見つかり苦しさが和らぐ

7年前、やりたいことが分からなくて苦しんでいた状態から、とりあえず書いてみることによってやりたいことが見えてきました。1つ書ければ芋づる式にいくつか書けるようになります。

やりたいことの熱量に違いはでますが、とりあえず書くことによって、やりたいことがない、分からないという状況からは脱します。

それだけでも苦しさが和らぎました。
書いたものを見てみると、私にも意外とあるもんだな、と思えるようになります。

自分のことが分かった安心感

人間は自分が考えていることを全て理解はできていないそうなんです。
これは書いてみるとよく分かります。私ってこんなこと考えてたんだなと気づく。
自分のことがわかったかもという安心感、安堵感が得られます。

叶ったという満足感

さらに書いたことが実現したことによる満足感も得られます。
書くだけで叶うと言いますが、書き出して意識できたことにより自然と行動に結びつくことが少なくありません。
その意識度合いが大きければ叶うということでもなく、書いて顕在化するだけで自分の心はどうであれ(熱量が高い低い)脳がセンサーを張り巡らせて気づいたら行動していたということも。人間の脳ってすごいよね。

自己理解の楽しさと喜び

書くことが好きなのは、自分のことを知り、自分に対する理解を深められるという楽しさ、喜びが得られるから。

人間、知らないと不安になります。不安になるとネガティブになります。
これは生命の防衛本能が働くから仕方ありません。そういう機能が人間には備わっているそうです。

だから自分のことが分からないと不安になって苦しくなります。
書くことで分からなかった自分のことが少しでも分かりだすと安心します。
分かった喜びからもっと知りたくなります。

思い込みからの解放

自分を知る上で、自分にとって都合の悪いことや過去のトラウマ的なものが出現することもたくさんありました。

しかしそれって本当に都合の悪いことなんだろうか?
トラウマになっている記憶って本当にそうなのか?

と掘り下げていくと意外と思い込みだったということもあります。
これも書くことで客観的に眺めることができるから気付くことだったりします。

書く?書かない?

頭の中だけでも顕在化できれば同じでしょ?と思いますか?
書いてみたら分かります。頭の中にある状態と一旦物理的に外に出して、自分の目で認識するということは明らかに感覚が違います。

先ほど書くと芋づる式に出てくると言いましたが、頭の中で問題は顕在化できても私としてはその問題がグルグルする感覚です。
でも文字で書き出してみると、疑問が湧きます。
どうしてそう思ったんだろうか?

他者に対してはどうしてそのような行動をするんだろうか?と思えても、自分が同じ行動をしていることにも気付かない時があります。
特に子供を見ていると、なぜこんなことを言うのかな?と思ってたら、私が言ってた〜!て多分子育てあるあるだと思います。目の前で見るから聞くから気づくみたいな。
それを書くという行為は1人でできるんです。

気づきという喜び

気づきってある種の快感が得られます。問題を解いてる時の分かった!という喜びに近い。
それが自分のこととなると喜びは何倍にもなります。
自分を知るってそれだけ難題なのかもしれません。
特にこれまで自分自身と対話せずに、社会や周りからのこうあるべき圧力にさらされ続けてきた人には気づくだけで大発見並みのインパクトがあります。

継続できる理由

つまり私は書くことによって自分を知る喜びを得続けられているわけです。
喜びがあると自然に継続できるものです。
もっと知りたいという好奇心や探究心、知識欲が満たされます。

読書も喜びのツール

自分を知る喜びという点で言うと、読書もかなり助けになっています。
1年前までは月に1冊も読むか読まないかだった私が、最近では月10冊ほど本を読むようになりました。純粋に読みたい本がたくさんあること、読書が楽しいという理由です。

読書をまず習慣化

1年前に読書習慣を作りたいと思ったんですが、それは世間的に読書は良いものだからした方がいいと言われているからでした。
本を読んだ方がいいらしいから読まないとという感じ。

読書習慣を作るのにnestoのバカンス読書のリズムに参加し、仲間の力を借りることにしたんですが、仲間が何を読んでいるか知れることがなんとも楽しくて無理なく毎週参加するようになりました。

本との出会い

自分が読んだ本を紹介したり感想を聞いてもらえるもの嬉しいし、自力では辿り着かなかったであろう本にも出会うことができる。

書店に言っても偶然の出会いの本ってありますが、そもそも興味のない分野の棚をじっくり見る人ってどれだけいるんでしょうか?

私の興味は自己啓発が大きく占めるので、書店でもその辺りに行きがちです。
そもそも読書をしなければいけないものと思っているうちは書店で本を探してみるという行動にも出ませんでした。

読んでみたい本が増える→読んでみる→感想をシェアする→フィードバックをもらえる→また新しい本に出会う。
この流れが定着して次はどの本を読もうか?という楽しみができて、今読んでいる本を読み終えようというモチベーションにもなっています。

読書をさらに楽しむノート

さらに読書を楽しくしてくれたのは読書ノートを書き始めてからでした。

読書ノートの書き方は色々な方法が提唱、SNSでシェアされていますが、私はノートブック修道院で教えてもらった気になった箇所を書き写して、それに対して自分はどう感じたかを書くという方法で書いています。

ノートで自己理解を促進

これをするようになってから、ますます自分がどのように感じ、どのように考えていたのかがわかるようになりました。

自分を知ると自分をどう活かすか行動が明確になります。
そのため次の行動が見えるとエネルギーを回すことができるので、停滞感が嫌な私にとっては良い流れを作ることができます。

特に本に何が書かれているかをまとめたものでなくても、本の内容理解にも役立っていると感じています。

読書によって自己理解を深めることが楽しさにつながっています。
書くことも読書も根本の楽しさは同じ。

自分を知り、自分を活かし、自分を表現する

自分を知り、自分を活かすことができること。さらに自分を表現することでフィードバックをもらうことができ、さらに楽しさを拡げることができます。

自分を表現するとは私にとってノートを書くことであり、SNSで発信することです。
書くことは自分を知るツールであると同時に自分を表現することにも繋がります。

書く&読むは1人で完結できる楽しみであり、自分のことをもっと理解したいという人にぜひおすすめしたいインドアな遊びです。

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