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オタクの底力!Episode3

Episode1

https://note.com/junnene/n/nb7a352b83344

Episode2

https://note.com/junnene/n/na01c3452c7ac

Episode3

韓国から帰って来てからは日本でのオタク活動の再開です

この頃の私は手もまだ上手く動かすことが出来なかったので、一人でのオタク活動はまだ無理で、韓国に引き続いて妹に同行してもらってのオタク活動の開始です。(妹よ感謝💛)

とはいえ、車椅子での移動というのは時間も労力もかかります。

そこで考えたのが、車での移動です。

助かった事に妹は運転をするのが好きで、お願いしたら何処にでも連れて行ってくれるのですが、我が家には車が無い!

なので、車はレンタカーを手配することにしました。(本当にお金がかかる…)

で、何処まで行ったの?とお思いでしょ?

最初は福岡県で開催されるコンサートに行きました!

私は関西に住んでいるので、かなりの遠出になります。

今でもあの時はよく連れて行ってくれたな…と感謝しています。

私も車に乗るのが大好きなので、コンサートに行くよりも車での移動が楽しみだったかも!という記憶が大きいです。

ひとつだけ問題があるとすれば、金銭面です。
なにぶん一人でコンサートに行っていた頃の金額と違い、付き添いの人の料金を含めると倍になるので、金銭的には以前よりは大変なのですが、行動を起こせる!自分の気持ちに素直に生きる!その為にはこれくらいの投資は必要です。


当日は遠足気分で、早朝に出発!
まずドライブスルーで朝食を調達します。

そしていよいよ高速で移動するのですが、今は便利ですよね!
ETCカードがあれば、料金所はスイスイ通過できます。
おまけに料金も割引なんですよね。

それに、高速道路にはサービスエリアがあって、車椅子用の駐車スペースもあるから、トイレに行くのに便利なんです。トイレも綺麗だし!
そして、一番の楽しみは、地方のサービスエリアでしか食べれないグルメが色々ある事!

食いしん坊の私はサービスエリアに立ち寄るのが楽しみで、朝食も食べたのにネットで検索して楽しんでます。「妹よ、姉ばかり楽しんで申し訳ない」

しかし、心配な事も…

高速道路はトラック等輸送関係の大きな車が多くて、隣に座っている私でも時々怖くなってしまいます。時間帯によっては運転の荒い運転手の方もいますが、高速道路でのルール?を知っていれば煽られたりもあまり無かったように思います。

高速道路は景色が良くて、今まで家にいるのがほとんどだった私は夢の中にいるような感覚でした。

お昼に到着したサービスエリアは福山サービスエリア
ここは尾道ラーメンが有名で、ラーメン好きの妹が喜ぶサービスエリアです。その他にも私が大好きなソフトクリームも!

いろんなサービスエリアに立ち寄りたかったので、少しずつ食べていく事に!

軽い食事を終えて次のサービスエリアまで向かいます!

季節は春、桜がもう終わろうかという時期だったので、少しだけ桜も見る事ができました。目に映るものが全て愛おしい、そんな事を感じたのを覚えています。

その後も短いスパンでサービスエリアに立ち寄り長距離運転の妹を休憩させていきます。なので、福岡に到着したのは、夕方になってからでした。
福岡には叔母が住んでいるので、小さい頃にはよく訪れていた街なので、見慣れた風景と見たこともない現代的な風景が目に飛び込んできます。

今日の宿泊先は中洲にある東横イン。

このホテルは車椅子利用者にはとてもありがたいホテル(ハートルームが充実しています)で、日本国内で宿泊する時はほとんどこのホテルに宿泊します。車も車椅子利用者には止める場所を配慮してくださるので、乗り降りも便利です。

朝食も付いているし、会員になれば、10泊すれば1泊無料になる特典もありがたいです。

コンサートは翌日、翌々日なので、今日の予定は食事のみを考えていました。

とはいえ、車椅子で利用できるお店は中洲周辺には少なく、探すのに困っていました。頑張って運転してくれた妹にお酒を飲ませてあげたいので、ホテル近辺で探していたけど、どこも入口が狭くて…

妹は「コンビニでお酒を買って部屋で飲もう」と言ってくれたけど、韓国に続いてここでもそんな事はできないと、ホテルに置いてるパンフレットを見たりして調べていたけど、なかなか見つからない。そこで、ホテルのスタッフの方にも協力してもらい何件も問い合わせたけどだめで…

やっぱりダメかと諦めたところ、入り口に段があるけど、車椅子大丈夫と言ってくれるお店がありました。

私達はそこに行く事を決め、行ってみることに。
そこは炉端焼きのお店でした。

お店に入ろうと車椅子で苦労していたところ、歩いていた人が私達に気づきお店に入るのを手伝ってくれたのです。

普通に歩いていたサラリーマンのグループで、自分達はそのお店に入るわけでもないのに、車椅子を持ちあげて手伝って下さいました。

その方達のおかげで、妹も私も美味しい郷土料理とお酒を気持ちよく楽しむことができたのでした。

車椅子でいると人の暖かさを感じることが多くて、日々感謝をする毎日です。

その後はホテルに帰り、私は明日の準備を、妹は疲れていたのでホテルに帰るとすぐに眠ってしまいました。

明日は約3か月ぶりに推しに会える!その喜びを胸に私も眠りにつくのでした。

サポートいただけたら嬉しいです💙